【鬼滅の刃】どうも、鬼殺隊で縫製係やってます。

拾陸話 ページ17

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「その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです！絶対に！禰豆子を刺した分だけ絶対に！！！」

「黙れ！！黙っとけ！！」

『しーっ！竈門くん、しーっ！』







そんな私たちの声を聞かず








「頭突きなら隊律違反にはならないはず……」

「黙れ！！」

『そうよ、竈門くん！って、うわ！！』








目の前をすごい勢いで石が通過したと思ったら竈門くんの顔に三発も当たっていた








「お館様のお話を遮ったら駄目だよ」







と、時透様！！







「もっ申し訳ございませんお館様！」

『時透様！申し訳ございません！！』

「早く下がって」

「『は、はい！！！』」

「炭治郎、珠世さんによろしく」

「！？」








竈門君が何か気になるようだが気にしない


今は早くこの状況から抜け出さなければ









『失礼しましたァ！！！』

「ちょっと待って！！今……今れれちょっと待ってくださ、い」

『お願いだからもう喋らないで！！』








竈門くんの声は私が竈門くんの頭を叩いた音で掻き消された


……もうしばらく叩いておこう








『あなたのせいで私たちが怒られたじゃないですか！！』

「漏らすかと思ったわ！！柱すげぇ怖いんだぞ空気読めよ、察しろ！！」

『絶対許しませんから！』

「絶対許さないからな！！絶対に許さねぇ！！」

『謝ってください！！』

「謝れーーーーっ！」

「す、すみません……」









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