黒子のバスケ 恋したって気づいた

第21話 ページ29

どちらも点を譲らない、追い越し追い付けの状態

残り15秒で、98-98の同点
ボールは海常。

きっちり1本獲れれば、ウチの勝ちか‥‥

7秒、笠松先輩がボールを貰い、シュートを打つ。日向さんはスタミナ切れで跳べそうになかった。

ここで決めれば‥‥勝てる

ボールは笠松先輩の手から離れて、リングへと向かって行く。

はずだった。

打った先には、リングではなく、先程まで無かった、火神の手。

シュートをブロックし、速攻をかける誠凛。

火神と黒子、黄瀬の2対1。

ボールを持っていた火神くんだったが、何故か黒子くんにパスを回す。

黒子にシュートはない‥‥なら何故だ？


黒子くんは、リングへとボールを投げる。

パスミスか？いや、シュート？

笠｢...じゃねえ!!アリウープだ!!!｣


笠松先輩がそう言って、気付いた時には遅かった。

火神くんは、空中でボールをキャッチし、そのままダンクへ。
けど、涼太もそれに対抗する。

が‥‥

アイツ‥‥
「いつまで飛んでんだよ‥‥」

同時に跳んだはずだ。なのに、黄瀬が先に落ちていく。

火｢テメーのお返しはもういんねょ!!なぜなら...これで終わりだからな!!!｣

ダンクが決まると同時に、ブザーが鳴り響いた。

98-100

うちの負けか‥‥

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