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バラムVSウァラク ページ50

セレンside


アリババ「俺が相手をするぜ‼」


姫「そう来なくては、面白くない」ニッ

罠であろう魔装対決の申し出をあっさりとアリババは受け入れたのだ…



セレン「しかしアリババ‼」

アリババ「大丈夫さ…それに…」チラッ



アリババは鬼姫早雲と言う将軍に1度視線をやり



アリババ「この後々にこいつらの金属器の能力を知ってて損はねぇ…それに今の俺には4つの金属器があるしな」ニカ

セレン「アリババ…っ」//


フイに私は…あの歯を出した笑顔をから…顔を…目を…反らす事が出来なくなったのだ…




アリババ「…鬼姫さん、俺は何時でも行けますよ」ニッ



姫「フッ…大した自信だ…自惚れでなければいいがな…」カシャン


鬼姫早雲は鈴の付いた錫杖を鳴らした瞬間ー




アリババ「根絶と絶望の聖霊よ」カッ




姫「疑惑と幻惑の聖霊よ」カッ




アリババ、姫「我が身を纏え、身に宿れ…魔装」



セレン「アリババはバラムか…」



麗「金属器使い同士の決闘…初めて見るわ」

影「ああ、俺もだ」汗





アリババ「バラム‼」カッ




姫「ウァラク‼」カッ





セレン「アレがバラムの魔装か…初めて見た…」


バラムの剣はより大剣に変わり

バラムを魔装した姿は髪色があの黄金色から真っ黒な黒色に頭…頭部から2本の角が生え…

手足は竜の様な鉤爪に変わり、手足の肌は見える部分は黒色の鱗に変わり…

背中からは悪魔の様な翼が生え、細長い尾も生えていた…

アリババの体を纏う左右対象の衣は白と黒の2色…それは余りにも神々しい…


セレン「あれがバラム(悪神竜)か…」


正しく悪魔の様に恐ろしく、神の様に見え、竜の様に恐ろしさを感じる…




鬼姫早雲と言う奴の魔装は錫杖が斧…巨大な斧に変わったのだ…

紺碧色だった髪色は真緑に変わり、額には第3の瞳の左右横に角が生えていた

鬼姫早雲の背後には黒い玉が幾つも円を描きながら浮いていた…

上半身は胸の部分のみ衣服が装備されておりその他は肌が見えている

下半身は脛当てが装備されており、尾が九本…生えていた…



セレン(アイツの下半身シンドバッドがブァレフォールを魔装した姿に近いな…果たして如何様な能力か…)




2人の魔装対決は激しかった…バラムの能力…光と闇の双属性…

そして驚いたのはあの鬼姫早雲の金属器の能力だった…アレは最早…金属器のバランスを崩していた…


セレン「あり得ない…」汗

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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時

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