金属器・ウァラク ページ49
ｾﾚﾝside
ー西ノ国・オワリの城庭ー
私がいるこの場所…西ノ国を支配する織田信長が住まうと言うオワリ城の庭に私とｱﾘﾊﾞﾊﾞはいる…
それと六魔将軍だと言う影と麗もいる…
ｱﾘﾊﾞﾊﾞは忍だと言う影との模擬戦を何度も何度もしていた…私は鬼倭国の変わった武器を見れて中々有意義ではあったが…
初めて見る…手裏剣やクナイ…
そんな中、見知らぬ奴が声をかけてきた…
？？「…お前達が殿が言っていた客人か…」
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「ん？誰だ？」
ｾﾚﾝ「…女…？」
声をかけてきたのは紺碧と言うのに相応しい青い髪、青い瞳の女だった…
両肩には鬼倭の侍が肩に飾る肩飾りを身につけてはいたが…
腰周りと胸の周りは服を着てはいるもののそれ以外の肌はさらしていた
さらしてはいると言っても性格には羽織を羽織ってはいるが物凄く薄いのだ…
右手には八芒星が刻まれた錫杖をもって…もって
ｾﾚﾝ「八芒星が刻まれた錫杖だと‼」
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「なっ‼鬼倭国の金属器使いは信成さんと倭健彦だけじゃなかったのか‼」
麗「あら､姫ちゃんお帰りなさい､遠征ご苦労様」
姫「…ちゃんはやめろ…威厳が損なわれる…自分は鬼姫早雲…西ノ国が六魔将軍が１人…青の将軍､金属器・ウァラクの所有者だ」
ｾﾚﾝ(随分と気が強そうな奴だ…)←人の事は言えない人
影「彼女は六魔将軍で雄一の金属器使いで戦略家何です」
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「へぇ…」
戦略家…軍師か…
ｾﾚﾝ「…」
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「…」
姫「…」
私達はただただ…黙っているだけだった…
そして口を開いたのはー
姫「ﾌｯ…どうだお前達？自分と魔装対決をしないか？」
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「鬼姫さんとですか？」
麗「ちょっ‼姫ちゃん‼」
影「またそんな勝手な事を…また殿に怒られるぞ」
姫「案ずるな､殿には了承を得ている…」
麗「…殿がいいと言ったならともかく…ｱﾘﾊﾞﾊﾞ殿達の了承も得ずに対決するのは…」
影「確かに…」
ｾﾚﾝ「ｱﾘﾊﾞﾊﾞ…どうするつもりだ？」ﾎﾞｿｯ
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「んー…」
私はｱﾘﾊﾞﾊﾞの背後に周りそっと声をかけた…
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「まぁ…信長さんは恐らく､俺とｾﾚﾝさんのどちらかの金属器の能力が知りたいんでしょうね」ﾎﾞｿｯ
ｾﾚﾝ「まぁそうだろうな…」
しかし不味いな…魔装対決をするならば…私はまだ2割程しか…
ｱﾘﾊﾞﾊﾞ「いいぜ､俺が相手をするぜ」ﾆｶ
ｾﾚﾝ「ｱﾘﾊﾞﾊﾞ‼」
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作者名：修羅 | 作成日時：2017年12月4日 11時
