第15迷宮エリゴス ページ44
アリババside
ーレーム帝国・属州カタルゴ東海岸ー
ここには何もない…あるのは崖と荒波を立てている海だけだ…
セレン「アリババ…迷宮を攻略するとは言ったモノノ当てはあるのか?」
アリババ「さぁなぁ…こればっかりは根気よく情報集めてだな」
セレン「そうか…」
ピィ
アリババ「ん…?」ピクッ
なんだ…今の【気配】…
??「お前がバラムとゼパルを攻略したっつー奴はー」ケラケラ ピィピィ
アリババ「お前はー!!」
忘れるハズがねぇ…前の世界で白龍と共に最後まで戦っていた…
??「俺様はジュダル…お前が俺の王の器ねぇ〜ぱっとしねぇ顔」
アリババ「…悪かったな…ぱっとしなくて」汗
セレン「アリババ…お前はこの子供の事を知っているのか?…そもそもこの辺りに民家等なかったハズだが…」
アリババ「…俺もこうして会うのは初めてだが…お前がマギのジュダル…世界に3人しかいない創世の魔導師」
セレン「マギ?」
アリババ「そうだな…簡単に言えば、今世界中に出現している迷宮…その迷宮を出現させている存在こそがマギ…詰まりは彼何だ」
セレン「!!」
ジュダル「へぇ〜お前俺達マギの事良くしってんじゃん」ケラケラ
アリババ「前に煌帝国白雄さんや紅炎さんから聞いてたんだ…お前がアガレス、アシュタロス、ダンタリオン、バラム何かを出現させていたって…」
セレン「証拠はあるのか?失礼だがこの子供がとてもそのマギとやらには思えぬのだが…」
ジュダル「あーーーっ!!信じてねぇなー!!なら証拠を見せてやる!!」カッ
アリババ「!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ
キマリス「何!!地上で我が実体化しただと!!」
バラム「あぁ?気分よく昼寝していなのによぉ…」
セーレ「フム…妾達が実体化する程の魔力…一体何処から…!!」
ゼパル「おお!!これはこれは【マギ】よ」ペコリ
アリババ「地上でジン達が実体化し続けるには膨大な魔力が必要だ、この子供がマギである事は疑い様のない事だ…」
アリババ「ジュダル、お前の力は認めてる…頼みが1つある」
ジュダル「頼みぃ〜」
アリババ「セレンの為に迷宮を出して欲しいんだ」
ジュダル「あ〜〜〜まぁ俺の王の器の頼みだから特別に聞いてやるぜ」カッ
2人「!!」
ジュダル「第15迷宮エリゴスだ…」
セレン「エリゴス…」
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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時