来るべき日の予兆 ページ4
ドゥニヤside
あの日、眷属器が大量に発動してから数日が経過していました…
アリババ王は空を飛ぶ絨毯でセレンディーネさん、ドラコーンさん、サヘルさん、タミーラさん達と共にレームに一足先に向かいました…
その後、グレドーラさんを筆頭に、ヴィダール君、モルジアナちゃん、エドさん、ダンさん、メフィストさん達はラシッド王の護衛の依頼を仰せつかりました…
依頼人はバルカークさん…
グレドーラさんはあの後、アリババ王に興味を持たれ、アリババ商会の会計顧問になりました…
エドさんとダンさんはアリババ商会の商人になりました…国軍兼商人に…
私とカシム君、ザイナブちゃんハッサン君、ヤムライハはバルバッドに残り商会の運営に回っています…
白雄さんと白瑛さん…煌帝国の多くの家臣達はバルバッド王宮にて、留学の最中…紅玉ちゃんはアリババ商会でアリババ王がどの様な人物かもっと知りたくて今は商会で寝泊まりしています…
一応、夏黄文と言う従者と他2人がいます…
一応この商会の設備は最早バルバッド随一です
今、私はー
ドゥニヤ「怠惰と深紅の精霊よ、我が身を纏え、我が身に宿れ、アルバス!!」カッ
私はアルバスの宿る髪飾りを握りしめー
ドゥニヤ(不思議…フラウロスより、魔力の減る量が少ない?)カッ
髪飾りは槍剣に変わり、手首からどんどん魔装が進みました…フラウロスの時とは違う…何故かしら?
アーサーを身籠っていたから?
本当に?
ヤムライハ「ドゥニヤ様、金属器の修行ですか?」
イサアク「余り、無理をなさらないで下さい」
ドゥニヤ「イサアク…ヤムライハ…えぇ、そうね…体を壊したらもともこもない…」(あの時…)
チーシャンでアリババ王は…誰かを必死に探しているように見えたのは…私の気のせいかしら…
白雄side
白雄(…あの日、魔装の対決をした時…)
アリババは誰かの面影を見ていた様に見えた…
アレは誰と重ねていたんだ?
そんな時、我が煌の魔導師から連絡が来た、紅明がダンタリオンの迷宮を攻略したと…
俺はまだ、本国には迷宮攻略は報告していない…グレモリーの存在は出来るだけ隠す…
必ず、国を取り戻す!!
白雄「その為に俺に力をかせ!!周黒牙!!李青戦!!」
2人「仰せのままに!!我が王よ!!」
この2人は煌に長年支える周一族と李一族のもの達だ…
青戦は青瞬の従兄弟だ…
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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時