交わらない道と交わる道 ページ29
シンドバッドside
俺が出した結論はー
シンドバッド「…アリババ、その申し出は丁重に断らせてもらう」
ヒナホホ「いいのかよシン…下手したらこれからバルバッドは戦争に…」
ジャーファル「そうですよシン…この国にはシンの母君が…」
シンドバッド「それでも…国を守るのは王族の責務じゃないのか?アリババ…俺は兵役はゴメンだね」
アリババ「そっか…そーだよな…お前はそう言う奴だ…変わらないでくれよ、シンドバッド」
シンドバッド「へ…随分とあっさりしてるな…」汗
アリババ「あぁ…煌の申し出…半分受けるつもりだったし…その分、交渉するけどさ…」
皆「…」汗
ラシッド「わかっておるのか?アリババよ…煌の申し出を受けると言う事は…このバルバッドが侵略国家の踏み台にされると言う事だぞ」
アリババ「…分かっています、その為の交渉です…幸いにも返答の書状期限まで10ヶ月ある…その間に打てる手は全て打つさ」ニカ
シンドバッド「アリババ…」
アリババ「…シンドバッド、お前達はこれからどうするんだ?俺は戦力を整える為に手始めに暗黒大陸に位置する…エリオハプト王国に向かう予定だ」
シンドバッド「本当か?俺達も今、先生から国土の話で未開の地…暗黒大陸に向かう予定だったんだ」
アリババ「クス…なら…俺達と一緒に向かわないか?エリオハプトに…エリオハプトには俺とエリオハプト出身のメフィスト、スフィントスとファナリスの故郷…ヴィダールとモルジアナを連れて行くつもりだ」
シンドバッド「そっか…」
アリババ…お前の真意…悪いが試させてもらう…
それから3週間後…
ーレーム帝国・カタルゴ国境ー
アリババメンバー
アリババ、ヴィダール、メフィスト、モルジアナ、スフィントス
シンドバッドメンバー
シンドバッド、ジャーファル、ヒナホホ、ミストラス、ドラコーン、マスルール
マスルール「…」ソワソワ
モルジアナ「…」ジーッ
ヴィダール「…」
スフィントス「アリババ様…あそこだけやけに空気が重いです…それと睨み会ってて怖いっす」
ヒナホホ「…ガキばっかだな…」
ドラコーン「うむ」
アリババ「アレはファナリスの習性みてーなもんだ、感動してるんだよ、同族に会えた事にな」
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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時