第32迷宮アスモデウス ページ19
アリババside
ー第32迷宮アスモデウス正門前ー
アスモデウスの迷宮はレームとパルテビアの間の近海の無人島に…ひっそりと佇んでいた…
アリババ(妙だ…この迷宮…こけがやたらに生えてやがる…こけだけじゃねぇ…周りの植物も迷宮に絡まってやがる…よくこんなのを見つけたな…)
グレドーラ「…相当古めかしいのぉ…」
アリババ「あぁ…でもおかしい」
グレドーラ「おかしい…とわ?」
アリババ「…こけや迷宮の建造物に巻き付いてる木々…少なくても…数百年前のモノばっかだ…この種類の木々がここまで巨大になるには…相当の年月が必要だ…」
グレドーラ「植物に詳しいのね、王子は…」
アリババ「そうでもねぇさ…」
つまり…このアスモデウスの迷宮は少なくても数百年以上前から存在する事になるのか…
アリババ「…アスモデウスか…一体どんな金属器が眠ってるんだろうな」
グレドーラ「それを探しに行くのであろう?」ウフフ
アリババ「そうだな!!」
俺達は迷宮に飛び込んだー
………
……
…
アリババ「よっと!!」タンッ
今回は意識が飛ぶ事もなく…迷宮の入口に出た…
アリババ「…グレドーラは…っと」キョロキョロ
シーーーン
アリババ「…俺1人か…まだグレドーラは来てねぇみてーだな…」
そーいや…セーレの能力使ってなかったな…
アリババ「…戦慄と震撼の精霊よ!!出でよ!!セーレ!!」カッ
ビュフルル
ゴルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル
ビュフルル
アリババ「!!雷と風の複合のの金属器だったのか!!」
本体は恐らく雷…雷はまるでビームみてーに伸び、風は螺旋を描く様に雷の周りを回転していた…
アリババ「…シンドバッドの雷は碧い雷…セーレの雷は白…か…フッ」
グレドーラが来るまで暇だったので、セーレの金属器の能力を試し続けた…
この行為が…後の命取りになったのだ…
更に数時間後…
アリババ「ハァハァっ…ハァハァっや…やべぇ…」汗汗
調子に乗って魔力を使い切っちまった!!
アリババ「クソッ…セーレは魔力の消耗が激しいのかよ!!」汗
浮かれてたぜ!!アモンやキマリスと違ってこんなにも消耗が激しい何て!!
アリババ「使い所には注意だな…」汗
俺はこの時の俺は…何処か迷宮を甘く見ていた…
??「…」ジー
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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時