金属器の共鳴 ページ15
シンドバッドside
アリババに謝った瞬間ー
シンドバッド「!!」カッ
バアルとブァレフォールの金属器が突然光ったのだ!!
アリババ「ん?また金属器の共鳴か…」
俺はアリババが右腕に嵌めていた腕輪に注目したー
シンドバッド「…お前…まさか」
アリババ「あぁ、新しく迷宮を攻略してきたぜ」ニヒッ
シンドバッド「…!!」(また…アリババに力の差をつけられたのかーー)
ジャーファル「新たな迷宮を…」ゴクリ
ヒナホホ「いつの間に攻略したんだ?」
アリババ「シンドバッドが奴 隷にされたあの日さ…攻略時間そのモノは数時間程度だったんだけどよ…バアルの時と一緒で地上に戻ってみれば1ヶ月が経っちまってたのよ」
シンドバッド「て事は…アリババからしたら、ついさっき俺が奴 隷にされたって感じなのか」
アリババ「そうなるな…コイツは俺からの土産だ」
シンドバッド「これは…」
アリババ「迷宮の財宝の一部さ100万金貨の価値はある」センベツシタカラナー
シンドバッド「流石はアリババだな…もう…行くのか?」
アリババ「あぁ、元気なお前の姿を見れてよかったよ」
シンドバッド「何時までコッチにいるんだ?」
アリババ「そうだな…仕事の整理もあるからなー…1度バルバッドにも戻らないと行けねーし…」チラッ
マスルール「…?」ピクッ
アリババ「ファナリスか…」
皆「?」
シンドバッド「アリババ?」
アリババ「君、名前は?」
マスルール「…マスルール…」
アリババ「…近い内に君に俺の仲間を紹介するぜ、じゃーな」
マスルール「??」
シンドバッド「?」
アリババはそう言うと…部屋から出ていってしまったのだ…
アリババside
アリババ「…ん?」
廊下に出ると…見知った奴がー
アリババ「よっ!!元気そうだな、ドラコーン、セレンディーネさん、サヘルさん、ターミラさん」
ドラコーン「迷宮攻略に行っていたのか…1人で…」
アリババ「まぁな…なぁドラコーン…あんたは…」
ドラコーン「…」
アリババ「…今、どっちが主なんだ?」ボソッ
ドラコーン「!!」
アリババ「わりぃ、出すぎた質問だったな」
セレン「…アリババ」
アリババ「セレンディーネさん?」
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作者名:修羅 | 作成日時:2017年12月4日 11時