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ページ4

窓から見える夜の海。静かに波打っている。

『...これからどうします?とりあえずボスに
連絡を...』

赤「ああ。そうだな。それと...俺達の関係も
はっきりさせたいと俺は思ってるが」

『...わ、私達の関係ですか?』

赤井は相変わらず表情を変えずに前を見て
運転をしている。

『...上司と部下、じゃないですか?』

赤「...俺はお前をただの部下として見れない」

『え?』

赤井はチラッと目だけAの首筋に向けた。

赤「何せ、その赤い痕を見ただけで狂いそうな程、
嫉妬してしまうからな...」

そう言われAは慌ててキスマークを隠した。

『嫉妬って...勘違いしちゃいますよ』

赤「ああ、構わん。勘違いではないからな。
...それで返事は」

『...え?え?』

急な展開についていけないA。

...やはりちゃんと言うべきか、と赤井は
路上に車を停めてシートベルトを外した。

そして真っ直ぐAを見つめる。

赤「...君の事が好きだ。
...どうだ、これで伝わったか?」

みるみる内にAの顔が赤面していく。

『えっ、と...その...本当に...?』

赤「...ならこれならどうだ」

赤井は助手席の背もたれに手を置いて
身を乗り出してAの唇に自分の唇を重ねた。

『っ!』

唇を離すとそのままAの肩を引き寄せて
抱きしめる。

赤「...自分でも呆れるくらい...お前に惹かれてる」

Aはゆっくり赤井の背中に手を回した。

『わ、私も...赤井さんの事...好きです...』

そう言うと赤井は肩を掴んだまま少し離れると
少し余裕のない様子でキスをした。

さっきよりも長いキスを...。

赤「...っ、絶対に奴らからお前を守ってみせる。
誓おう。命を賭して、守り抜くさ...」

『...ダメですよ。... 2人で、生きていきましょう、
赤井さん...』

それを聞いた赤井はふっと笑った。

赤「ああ...そうだな」



END


赤「...A。悪いんだが、暗がりの中しかも
密室でお前に触れると、俺の理性が持たない。
...それともこのまま...」

『.....行きましょう』

赤「.............ホテルにか?」

『ボスの所です!!!!!』


意外と変態。

安室透 * キスマーク→←*



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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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