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ページ3

『な、何言ってるの...!?』

ラ「言っておくがこれは俺の私利私欲ではない。
...今、俺の正体をノックだと知った奴らは
他にもスパイが紛れ込んでいるのではないか、と
探知している」

『.......』

きょろきょろと周りを見回すA。

ラ「100%...とは言えないが、組織はお前に
疑いの目を向けるだろう。奴らが本気を出せば
お前がノックだとバレるのは時間の問題だ」

思わず唾を飲むA。

ラ「...そしてこれは俺の私情だが...
お前を失いたくない...」

ライの言葉にAは頬を染める。

Aは手に持った割れたカードキーを捨てると...

『...今どこにいるんですか?』

と、ローズの口調ではなく、
早乙女Aとして赤井に聞いた。





『...赤井さん...』

赤「A...すまなかった。組織の中枢へ
上がりこんだというのに」

『いえ。赤井さんがいたからあそこまで
上がりこめたんです』

ライとローズ、ではなく、FBI捜査官と
して言葉を交わす赤井とA。

『...あの、言いたくなかったらいいんですけど、
宮野明美は...』

聞きにくそうに言うAに対して赤井は
表情を変えずに言った。

赤「...彼女は組織に残した。彼女は残っても
疑われる事はないだろう」

『良かったんですか?』

赤「ああ。問題ない。それに俺は...」

赤井はAに視線を移しポケットに両手を
入れたままザッザッと近づいた。

トンっと赤井の車が背中に当たる。

『赤井さ...!』

赤井はそっと顔を近づけると...

「ライ!もう逃げられないぜ!」

赤井の後ろにいたのは黒ずくめの...つまり組織の
連中だった。

「ん...お前は...ローズ...」

赤井は舌打ちをして車のドアを開けるとAを
助手席に押し込みそして自分も運転席へ乗る。

エンジンをかけ車を発進しドリフトすると
そのまま道路へ乗る。

後を追ってくる車。

赤「A。少しハンドルを頼むぞ」

『了解』

助手席から身を乗り出してハンドルを掴む。

赤井は窓から上半身を出してライフルを構えると

パァン

と一発撃った。すると1番前の車のタイヤが
パンクし後の車も巻き込まれる。

『さすがですね』

赤「振り切れたようだな」

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みち - 43ページのジン可愛すぎかよ… (2019年5月1日 4時) (レス) id: 737d5e15b0 (このIDを非表示/違反報告)
レモーン(プロフ) - 音さん» 大丈夫ですよ! (2019年2月26日 3時) (レス) id: df95101de3 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 2回目にしたコメント字が抜けてました...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 これ正しくはアニメで見ました。 でした。 すみませんでした...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません...。 作者さんにお聞きしたいことがあるのですが...。 作者さんとお話したいと思っているのですが...。 ここ以外でお話することって可能ですかね? (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません...。 私は修学旅行編はアニメで見した。 ここの小説ではこの修学旅行編を書いてる 人って居ないですよね? ここの小説でも読んでみたくて探しては みたのですが...。 いつかここでも読めたら良いですよね?...。 (2019年2月18日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモーン | 作成日時:2017年9月27日 23時

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