その3。 ページ7
不意打ちだったので、じわじわと顔が赤くなるのがわかる。
「ふふっ♪」
悪魔のからかうような笑いが聞こえたので、深呼吸して落ち着きを取り戻す。
「で、どうする?今すぐ治してあげようか」
「無理だから」
僕はキッパリと断る。
僕の私情で大切な人の命を奪うわけにはいかない。
「ふぅ〜ん……人間ってよく分からないや」
ぶーと口を尖らす悪魔。
「まぁいっか。その病気ね、副作用で歌を歌うと人操れるから。操りすぎには注意だよ?じゃ、バイバイね♪」
いきなり、バッと煙が上がったかと思うと、次の瞬間悪魔はもういなかった。
……ふーん。
ーーー
家。
僕がいるこの部屋には、後ろで十四松兄さんが素振りをしている。
正直言って、いつか部屋のものや僕たちにバッドが当たりそうで怖い。
そうだ。
「……〜♪〜〜♪」
この前テレビでやっていたCMソングを口ずさむ。
悪魔の言うとおり、本当に人が操れるのか試してみたのだ。
すると。
「1287、1288―――」
突如、十四松兄さんの動きが止まる。
そしてソファに座り、漫画を読み始めた。
まるで、僕の思っていたとおりだった。
……これは使える。
最後まで歌いきると、十四松兄さんはまたスイッチが入ったみたいにバッドを振り回す。
すると、したからガチャッという音と、「ただいま〜」と言う声。
誰か帰ってきたようだ。
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未紗(プロフ) - 麗歌さん» リクエストですよ?(*´∇`*)リクエスト、リ!ク!エ!ス!ト!トドチョロ書いてくれたら私もなんか書くよ?((((( (2016年9月10日 20時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
麗歌(プロフ) - 未紗さん» サイバーはチョロトドなんだよぅおぉぉぉぉぉ(((((((私チョロトドしかみとめないからぁぁぁぁぁ((((((( (2016年9月10日 20時) (レス) id: dd8dd73ef7 (このIDを非表示/違反報告)
未紗(プロフ) - 麗歌さん» ( 'ω')エッえー私、書けませんので(*´∇`*)ね?ほら、書いてくださいよ(*´∇`*) (2016年9月10日 20時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
麗歌(プロフ) - 未紗さん» チョロトドだっつってんだろ自分で書けぇぇぇぇぇぇぇぇ((((((( (2016年9月10日 19時) (レス) id: dd8dd73ef7 (このIDを非表示/違反報告)
未紗(プロフ) - リクエストです!トドチョロお願いします!((( (2016年9月10日 19時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗歌 | 作成日時:2016年8月7日 1時