その2。 ページ15
「え……どうして?」
トド松は不満に思い、聞き返す。
「……なんか、そんな気がしただけだよ」
ヘラッと笑うチョロ松。
その笑顔でトド松の胸は高鳴る。
トド松は気付いていた。
チョロ松に対するこの気持ちを。
それが、兄弟に抱いてはいけない感情だと言うことを。
なんだかこの境遇が物語のなかの蝶と男の子に何処と無く似ていたので、幸せになってほしかったのだ。
「……トド松?大丈夫?」
急に固まった弟を心配したのか、チョロ松はトド松の顔をのぞきこむ。
「へぁ!?うん、大丈夫……だから……」
そう言い、赤くなった顔を隠すためにトド松はそっぽを向く。
「……なぁトド松、もしかしてさ、お前この話自分に置き換えてる?」
「なっ……!?」
図星を言い当てられ、またもや固まるトド松。
「この蝶がお前で……」
チョロ松はそこまで言ったあと、ニヤリと口を歪ませる。
「好きな人とキスが出来ないとこの蝶は朽ちてしまうんだって」
「……」
チョロ松が何を言いたいかが分からず、黙り込むトド松。
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未紗(プロフ) - 麗歌さん» リクエストですよ?(*´∇`*)リクエスト、リ!ク!エ!ス!ト!トドチョロ書いてくれたら私もなんか書くよ?((((( (2016年9月10日 20時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
麗歌(プロフ) - 未紗さん» サイバーはチョロトドなんだよぅおぉぉぉぉぉ(((((((私チョロトドしかみとめないからぁぁぁぁぁ((((((( (2016年9月10日 20時) (レス) id: dd8dd73ef7 (このIDを非表示/違反報告)
未紗(プロフ) - 麗歌さん» ( 'ω')エッえー私、書けませんので(*´∇`*)ね?ほら、書いてくださいよ(*´∇`*) (2016年9月10日 20時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
麗歌(プロフ) - 未紗さん» チョロトドだっつってんだろ自分で書けぇぇぇぇぇぇぇぇ((((((( (2016年9月10日 19時) (レス) id: dd8dd73ef7 (このIDを非表示/違反報告)
未紗(プロフ) - リクエストです!トドチョロお願いします!((( (2016年9月10日 19時) (レス) id: 5aaf3f36f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗歌 | 作成日時:2016年8月7日 1時