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パンケーキ ページ4

あなた side





私の言葉に口を開けたまま驚いてるルーシィ。


あ、写真撮りたい(笑)




「滅竜魔導師?!ナツ以外にも居るのね!! 」

『うん、私は光の滅竜魔導師だよ』

「んーじゃあ光を食べるの?」



食べる…かぁ。



『どっちかっていうと見た目では吸収する、の方が正しいかな?

太陽とか月とか自然のものじゃないとダメだけど』




そうしてルーシィと話していると…

私の大好きな甘い香りがしてくる。





「できたわよ!」


ミラの声と共にテーブルに置かれたお皿の上には

私の愛してやまないミラ特製のパンケーキ。




『わぁあ///

1年ぶりだ!ただいまぁー!//』


私は目をきらきらさせてパンケーキを見つめる。




『美味しそすぎるっ!眺めてるだけで幸せ...!』

「もうAったら、食べなきゃ意味ないでしょ?」

『へへへ。』



このやりとりを見て目を点にさせたルーシィ。





「ミラさん…私Aが5歳児に見えちゃいました、」

「Aは食べ物には目が無いの

特に甘党だからね、パンケーキなんかには尚更」


ミラさんは微笑みながら話を続ける。




「しかも食べ物を目の前にするとちょっと子供っぽくなっちゃうのよね」




私はいただきまーす、と言うと

口いっぱいにパンケーキを頬張った。



『んむ…おいひいっ!

ひゃふがみら!』

「詰め込みすぎよっ!」


そんな幸せな時間もつかの間。





ロキの声がギルド内に響きわたった。




*

過保護→←滅竜魔導師



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作者名:ゆうの | 作成日時:2014年1月29日 6時

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