【黒バス】男みたいだけど女です。part6

248　※生理ネタ注意 ページ8

授業なんてだるくて受けてられない

あ、無理、腹痛すぎて吐きそう

気持ち悪い

痛い

今だけ征ちゃんと変わりたい

男は良いよな…生理ねぇもんな…

うわ、やべ

この順だと当てられる

やめろやめろやめろ

無理！無理だ！


「はい、ではここを白崎さん」


うわぁぁぁぁぁぁ!!

痛くてちょっと…いやかなり無理

立てない


「白崎さん？」

貴「あ、えっとぉ…あの…うっ」

「具合でも悪いんですか？」

貴「あ、はい、そうです…なので保健室に…」

「いいですよ。誰か連れて行って」

赤「では俺が」

「頼みますね」

赤「A、立てるか？」

貴「征ちゃんの天使パワー貰ったから…立てる…」

赤「変な事言ってないでほら、行くぞ」

貴「はーい…」


俺達は二人で保健室に行った

だがしかし先生が不在

保健室は開いてない

これだと職員室に行くのが妥当だが絶対すぐ帰らせられる

帰ったところで迷子になるし家で動けないしだから帰れない

あ、そうだ


貴「ねぇ征ちゃん…俺めっちゃいいサボり場所知ってる」

赤「俺にも心当たりがある」

貴「あそこだよなぁ…」


二人で心当たりのある場所に行ったら案の定、いた


貴「ちーちゃん…！」

黛「うわ、何でお前らいんだよ…Aはともかく赤司までサボりか？」

赤「違う。Aが生理で保健室に行ったら開いてなくてここに来た」

黛「何でここなんだよ」

貴「ちーちゃんがいるから」

赤「Aを一人で放置出来ないだろう」

黛「あ、そ」

赤「それにしても良いのか？受験生だろ」

黛「自習」

貴「じゃあ急いで戻る必要もないし俺ここに寝る…」

赤「それじゃ、Aを頼んだよ」


征ちゃんは「授業が終わったら取りに来るから」と付け足し、去っていった

ちーちゃんの膝枕…

好き…


黛「お前らほんとにさぁ…」

貴「何だよ…寝させろよ…」

黛「なぁ、お前の体の傷見てもいいか？」

貴「お好きにどーぞ」

黛「じゃあ見る」


ちーちゃんは俺のYシャツをまくり傷を見た

胴体がアザや傷で肌の色分かんなくなってるもんだから絶句してた

「痛くないか？」と聞いてきたり、触ったり

全然痛くなかった


黛「お前大変なんだな」

貴「俺は今更だけどね」

黛「そうか」

貴「征ちゃんはこんな体でも受け入れてくれるからそれでいいやって」

黛「は？お前らヤったの？」

貴「うん」

黛「マジかよ…」

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