【黒バス】男みたいだけど女です。part6

277 ページ37

俺達が会議室に入る

そうするとそこにはもうナッシュと他数名がいた

きっと秘書や何かだろう

そして対面式で社長同士が座る

俺は妊婦だから他の椅子に座った

座ってナッシュの方を向こうとした瞬間、聞きなれない言葉が耳に飛び込んできた

英語だ

ナッシュと征ちゃんがそれで会話してる

何で？何でコイツら英語で会話してんの？

ここ日本だよ？

修ちゃん先輩もあっちの秘書達も理解してるっぽいんだけど⁈

俺も少し分かる単語はあるけど…

所詮はバカな頭

全く分からん


貴「日本語で話せよ…」

ナ「あぁ、これは悪い事をした。久しぶりだな、A」

貴「お久しぶりです。社長なんて聞いてねぇぞ」

ナ「あの時はまだ社員も集まってなかったし社長じゃなかったんだ」

貴「あ、そー。俺に構わずどうぞ続けて」

赤「いや、お前も理解する必要がある」

貴「マジか」

ナ「そうだ。いいか？俺が求めるのはお前の会社が鎮座している椅子だ。この業界じゃ1番なんだろ？」

赤「そうだな」

ナ「そこを退いてさえくれればこの会社まで喰わねぇよ」

貴「お前さー、ほんと手癖悪いな。最近になって倒産が多いと思えばお前が潰してたのかよ」

ナ「調べんのが早いな。さすがAだ」

虹「あれ…この会社とこの会社って昨日俺達と合同会議してたとこじゃねぇか…？」

貴「それをナッシュが潰した」

ナ「お前らの友達だったか？」

貴「いや？むしろ助かったぐらいだ」

赤「どういう話でも椅子は譲らないし、それ以前にお前に潰されるような会社ではない」

ナ「往生際が悪いな」

貴「お前ら前から合わねぇよな」

ナ「Aをうちに来させるなら話は別だ」

貴「は？」

赤「それは尚更出来ない」

貴「待って」

ナ「あ？それじゃここ潰すぞ」

貴「待て」

虹「お前ら落ち着けよ」

赤「上等だ。何を言われようがAは渡さん」

貴「おい」

ナ「別に寝取るってわけじゃねぇんだからいいじゃねぇか」

貴「待てって言ってんだろ‼」

赤「どうした急に」

ナ「驚くだろが」

貴「そういう所だけ気ィ合いやがって腹立つな…俺妊娠してっからどうせ使えねぇぞナッシュ」

ナ「はァ？妊娠？」

貴「そう。」

虹「Aの腹に赤司とのガキがいるんだ。だから引いてやれよナッシュ」

貴「征ちゃんも言い争うなよ。ガキに聞こえんぞお父さん」

赤「それはずるい」

貴「何で」

278→←276

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す