検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:73,042 hit

266 ページ26

赤「遅い」

貴「ご、ごめん!今すぐ仕事片付ける!」

赤「俺も手伝う」

貴「え、いいよ!お前は終わったんだろ!」

赤「だが具合の悪い妻に仕事を無理に押し付けるほど俺は鬼じゃないんだが…」

貴「何でバレてんだ…」

赤「顔を見れば分かる」

貴「…さすがだな」

赤「お前は前に比べて体が弱くなったんだと高校の時から何度言えば済むんだ」

貴「重々承知なんだけどね…ついね…」

赤「それとさっきまで誰といたんだ?香水の匂いがする」

貴「あー、ナッシュに会って運転してもらったからな…」

赤「ナッシュに会ったのか?」

貴「そう。偶然会って具合悪いの見抜かれちゃって」

赤「何もされなかったか?」

貴「うん、特に何も。アイツ日本語喋っててさー、俺英語出来ねぇから良かったわ」

赤「日本語?」

貴「何か日本人の友達に習ったらしいよ」

赤「それは1度会ってみたいな」

貴「すぐ会えるかもよ」

赤「少し間を置きたい」

貴「だろうな」

赤「あぁそうだ。今日は面接が入ってるから参加してこい。採用するかはお前に委ねよう」

貴「いつから?」

赤「もうすぐ、4階の会議室で」

貴「分かった!行ってくる〜」


自分で今回だけ面接会場となっている会議室に行けるかどうか心配である

4階の会議室ね

うん、4階に来たけど広い

分からん、無理


貴「あの」

「あ、白崎秘書!」

貴「会議室って何処にありますか…」

「会議室ですか?ここを真っ直ぐ行って右に曲がってまた右に曲がるとありますよ」

貴「ありがとうございます」


ふと思ったけど俺もう「白崎」じゃねぇんだよな

これからは「赤司」になるわけだ

ずっと嫌いだった名字が大好きな名前になる

嬉しい

俺は会議室に入って、他の面接官の隣に座る

それから少し経つとノックの音がした


貴「どうぞ」

虹「失礼します」

貴「うおっ…あ」

「どうかなさいましたか?」

貴「あ、いえ!大丈夫です!えーと、名前をお願いします」

虹「虹村修造です」

貴「お座りください」


今日の面接って修ちゃん先輩かよ!!

言えよ!事前に!!

ビビったわ!!

267→←265



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

碧夜叉 - kyokaさん» 灰崎はそういう位置で行こうかと思っていたので(笑)この前少し更新出来なかったので増やすようにしています!ありがとうございます!頑張ります! (2016年7月29日 23時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)
kyoka - 灰崎余計なこというなよって思いました!最近更新の量増えてますね!!(≧▽≦)これからも更新がんばってください! (2016年7月28日 18時) (レス) id: 19164ad773 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - Laさん» あ!ほんとですね!ごめんなさい、ずっと気付かないでいました…!ご指摘ありがとうございます!これからも頑張ります! (2016年7月28日 14時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)
La - とても面白いです!あの…私なんかが言うのもアレですが…タイトルの『263』のところが『23』になってますよ?更新頑張ってください! (2016年7月28日 2時) (レス) id: 5f51ff3719 (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - kyokaさん» 虹村さんはイケメンに書きたかったので!!!!またですかwwwありがとうございます!頑張ります! (2016年7月28日 0時) (レス) id: 5ccf01eb88 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:碧夜叉 | 作成日時:2016年5月30日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。