霧崎第一怪異危機脱出？！【2】

episode33★不幸中の幸い ページ17

「何が…目的なのかな？」





まるで、ゲームみたいだ




ヒントやアイテムを使って脱出するような…




ここでのゲームオーバーは、



洒落にならないケド




まるで誰かの手のひらの上で転がされている


ような気がした…









理科室では、それ以上の成果は

得ることはできなかった。







原「次、どこいく？」




「…」




どうべきかと考えていると、






今「音楽室のベートーベンなんかが

目ぇ、光らせるんとかは

有名な話やな…ベタすぎか？」








山「そうでもねぇんじゃねぇか？」








今吉さんの意見を採用して



私たちは、音楽室に向かう








古「何もでなくて、良かったな…」






目の前に音楽室が迫る






「そうだね」






原「この状況マジ意味わかんないし

そもそもあの神社が原因なの〜？」





先程の新聞紙を広げそう言う






瀬「…共通点と言えばそれ位しかない」





古「本当に、それだけなのか？」






今「そんなんわ、元凶さんにきかな

わかんがな〜」






原「元凶さん、何でぇーwww」






山「それで答えたら、苦労しねぇよ！」







「変な化け物きたらどうするww」





ノリの軽い原の発言が、笑いを誘う







花「元凶と場所に何か

意味があったのかもな」








原「運命って？ヤツ？ぶほっww」






花「う、うるせぇよ…バァカ！！」





「ふふっ…運命か

この状況は嫌だけど

皆と会えたのは嬉しいからね」






アンラッキー？


不幸中の幸い

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