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episode49★救済 ページ18

「黒子くんと高尾くんと氷室さん

私の独断と偏見で

人当たりのよさそうな

優しい人で少数精鋭で

行こうと思います」




何人もつれていったら

警戒されるかもしれないし




伊「人当たりのいいひとにひっと!、キタコレ」


紫「室チンはお菓子くれたりして

優しいよね、確かに〜」



緑「人当たりが良いのではなく

ただ、うるさいだけなのだよ」




高「なんだよ、真ちゃん、

俺がいなくて寂しいんだ〜?」




その後


がやがやと騒がしいやり取りをした

高尾くんと緑間くんに

宮地さんの愛のムチが飛んだのは

言うまでもない。








わたし達、四人は安全地帯をでて

歩き始めた





黒「出てきてくれるでしょうか?」



今「子供はきまぐれやからな〜」




「うわぁ、ここにいない人の声がする」





今「いや〜ワシは残ろうと

思ったンやけど、花宮が

どうしてもついて行くって

聞かなくての〜」




花「ふざけんな

俺は、アンタがこそこそついていくのが

見えたから、ついてきただけだ…!」



氷「仲がいいんですね」



高「ぶっほwww氷室さん強い

これのどこが仲良い「「楽しそうね」」







「「さぁ、今度はなにする?」」








目の前には、赤いワンピースの女の子







「アナタにあいたかったわ

【アオイちゃん】、もう大丈夫だから


誰も貴女を比べたり

否定したりしないから


わたしたちと【遊ぼう】」





明るく笑顔で彼女に語りかけ、

ゆっくりと近づく




「「何で急に…誰も今まで

そんなことを言ってくれなかったわ!


怖がって化け物だって…」」




「あなたは悪くないよ、頑張ってるもの」




そう言って、彼女を抱きしめる


ひんやりとして人間の感触ではなかった。


それでも、愛情不足の少女に何かを

したかったのは、偽善だろうか






「「ほ…本当、本当?」」





「このお兄さんたちと、皆で

バスケをして遊ぼう」



黒「バスケ一緒にやりませんか?」


氷「バスケはとても楽しいよ」


高「なっ、やろうぜ?」



安堵したのか、涙が彼女の頬につたう



「ずっと遊びたかったの

誰かと、一緒に…

いやなことばかり言われてばかり


なにしても頑張っても

くらべられたりして


病気になってからは

誰も来てくれくれなくて」




嗚咽をもらす彼女は

いじらしい可憐な少女にしか

見えない




これで彼女は救われるのだろうか




救済

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針宮(プロフ) - 黒胡椒さん» とても遅い更新ですが、お付き合いいただければ幸いです! (2020年5月17日 13時) (レス) id: 295d19b827 (このIDを非表示/違反報告)
黒胡椒(プロフ) - 面白いです!!更新待ってます! (2020年1月14日 13時) (レス) id: e2f590a1cb (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - 針宮さん» はいw (2019年8月21日 8時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)
針宮(プロフ) - ポンズイさん» 書きかけ…と言うのも気持ち悪いし笑つたない文章ですが頑張って書き終えますのでよければお付き合いください! (2019年8月21日 8時) (レス) id: 141517986e (このIDを非表示/違反報告)
ポンズイ(プロフ) - 針宮さん» 笑知ってますよ〜w私もこの作品5年振りに更新されてるの見ましたしww続き書いて下さりありがとう御座います!! (2019年8月21日 8時) (レス) id: 8014d49c6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:針宮 | 作成日時:2019年8月19日 15時

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