第131話 ページ45
(貴方side)
中国についたのはいいんだけど、中国って広いんだった…
どこ行こう。とりあえず、ティキーと合流しなきゃいけないんだけど、どこ行ったら合流出来るんだろう
かなり高いところを飛んでるから、地上の人の顔の判別とか出来ないし
だからって、低いところ飛んだらバレるかもしれないしな…
貴方「あー、なんか目印とかないかなー」
ふとそんなことを呟くと、視界の端に何かが沢山飛んでいるのが見えた
鳥、か？
ううん、違う。鳥だったら、あんな高いところ飛べないし、あんなに大きくないし、ぱっと見で500はいる。
そんなに大量に鳥が飛んでいることなんてそうそうないだろう
少し高度を落として近づくと、大量のアクマだということが分かった
こんなに大量にいるって、なんか任務中かな？
とりあえず、この大量のアクマについて行けば、ティキーの所に行けるかな？
結構距離を開けてついて行くと、その大量のアクマの先に何かが現れた
巨大で、白く、体の四肢と顔を取られたような形の何か。
貴方「なに、あれ…」
ティキー「あぁ、咎落ちだよ」
貴方「あ、ティキー見つけた！」
結構高いところにいるというのに、平然と隣に立つティキー
便利な能力だよなー
貴方「よく私がいる場所分かったね」
ティキー「たまたま上を見あげたら、お前がいたんだよ」
貴方「それで、咎落ちってなに？」
ティキー「咎落ちって言うのは、使徒のなり損ない。
イノセンスとのシンクロ率が0以下の人間がなる現象というか成れの果てなんだけど」
今回のこれは違うんだよなーと勿体つけるティキー。
いいから教えてという意味を込めて肘でつつくと、はいはいと言いなが続きを説明してくれた
ティキー「あいつ…スーマンは神を裏切ったんだ」
貴方「どういうこと？」
ティキー「スーマンは死にたくなくて、俺にエクソシストとファインダーの情報を売ったんだ
それが、神への裏切りとなり、あんな姿となったんだよ」
貴方「ふーん」
なにか事情があったのかもしれない。だから、殺される直前に命乞いをしたのだろう。
それがどうであれ、命をかけているもの達の情報を敵に売るなんて、馬鹿じゃないのか。
なんのために、エクソシストになろうと思ったんだかは知らないが、私達と対するのであれば何時か命が狩られるとは思わなかったのだろうか。
自分の命恋しさに、敵に情報を打って助かろうだなんて思うのが間違っている
あぁ、本当に人間は醜い…
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恋雛(プロフ) - いかちゃんさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょう！ (2016年10月12日 20時) (
レス) id: fdf78b1696 (このIDを非表示/違反報告)
いかちゃん - 同じだ。頑張ってください！ (2016年10月12日 19時) (レス) id: 5b7a28e31b (このIDを非表示/違反報告)
恋雛(プロフ) - いかちゃんさん» ありがとうございます！いえ、まだ中学生ですw (2016年10月11日 18時) (レス) id: fdf78b1696 (このIDを非表示/違反報告)
いかちゃん - 受験頑張ってください！高校生ですか？ (2016年10月11日 18時) (レス) id: 5b7a28e31b (このIDを非表示/違反報告)
恋雛(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！週一更新できるかどうかですが、頑張ります！ (2015年11月16日 17時) (レス) id: df15c97253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋雛 | 作成日時：2015年9月25日 20時
