十二つ目、斬魄刀との会話 ページ14
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学園長が五番隊副隊長の平子に質問をし、それに対し答えるだけを繰り返している光景をただ黙って聞いていた。
周りにバレないようにAは
(・・・
“どうしたの?”
(とっても詰まらない、こんなのだったらさぼって居合の練習したかった)
“そう?ボクは副隊長サマの斬魄刀と話せて楽しいよ”
(なにそれ、そんな事出来るの?)
“話っていってもただ感情を一方的にぶつけ合ってるだけなんだけどね”
(なんて言っているの?)
“彼はとてもワクワクするねって”
(彼・・・?)
“彼って言うのはね────”
「A」
ボソリと隣から名前を呼ぶ声に意識を戻した。
呼んだ相手は藍染であり、横目で見ると真っ直ぐ前を向き始めから呼んでいないかのような体勢であった。
「なに」
「平子副隊長が見ていたよ」
二人にしか聞こえない声量で言葉で交わし合う。教師に注意されないように藍染が呼んだのだと理解した。
「A、前に出て始解をしなさい」
ただぼおっと平子を見つめるAは何事かと隣を見る。
「何の話?」
「今回は始解を教えてくれるって言っていたじゃないか」
「なるほど」と一歩前に出て、周りの注目を集める。平子の横につき、斬魄刀の
「・・・
斬魄刀が水に包まれたと思えば霧状となり、斬魄刀が2尺1寸5分(約81.7cm)の長さとなった。
「ほお、これは
顎に手を当て、マジマジとAの斬魄刀を見るとギロりと敵意がある目で平子の方を見た。
「そないに怒るかいな!?」
慌てるが背後から
「また
「お前は生徒と一緒に待っとれ!」
教師が追い掛けようとするがそれを平子が制し、弾丸の如く飛び出たAを追い掛けていった。
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関西弁はよく分からないので間違っていたら教えて下さい!
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yui - いいお話ですね!頑張ってください! (2019年11月28日 0時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2018年11月4日 3時