【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】ポートマフィア首領補佐の子が椚ヶ丘中学校に行かされた

37 ページ40

「あれ？ここって探偵社？」


「よく分かったね。姉さん。」


ついさっき起き上がったところだ。


「ポートマフィアと探偵社の雰囲気が違うのよ。」


当たり前だ。


ポートマフィアは裏社会。


探偵社は表社会(？)。


「所で姉さん。何で倒れたか自覚ある？」


「ない！」


元気よく言ったので太宰は呆れた。


「栄養失調だって。ちゃんと食べてよね。私が心配してしまうじゃないか。」


と、姉のことを心配する弟太宰。


この前倒れた時は寝不足。


今度は栄養失調。


これまた鴎外の心配性が心配性では無くなり、過保護になってしまう。


と思った美彩。


「今度からは私と一緒に住もう！！それなら安心だ！！」


太宰がブラコンになっていたのだ。


「え、やだ。」


と答えた美彩。


「ダメだよ！！また今度倒れたら私は心配で心配で夜も眠れないよ。」


と、このように重度だ。


「おや？起きたかい？」


と与謝野が来た。


「ええ。あ、こちらは与謝野晶子先生だよ。」


与謝野は探偵社の専属医師だ。


「知ってるわよ。それぐらい。私を見てくれてありがとう。」


「いいんだよ。これぐらい。」


「またいつかお茶を一緒にしませんか？」


と美彩が提案。


「いいねぇ！鏡花とナオミも連れて行ってもいいかい？」


「もちろん！いいですよ！お茶会は人数が多いほど楽しいですし！」


と楽しく2人で会話をしている。


「姉さん！私も入れておくれ！」


「無理。」


と即答で帰ってきた。

38→←36

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す