【マギ】ルフが溢れるこの世界で。【トリップ】 (ページ9)

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9話　＊霧の団＊ページ9

町に足を踏み入れた途端、変な人(男の人、怪しくなんかありません)が寄ってきた。

　「おい、お前王宮から出てきたよな？」

貴「ええ。それが、なにか？」

　私はニコリと笑った。

　「何をしてきた？王宮はどうだった？王族のやつらは―…」

貴「ちょ…ちょっと待ってくださる？質問が多い…」

　この人は、なぜこんなことを聞くのか？
　
　もしも反乱軍の人だったらヘタなことを教えるわけには…

貴「なぜそのようなことを聞くのですか？」

「ハッ…俺はあの霧の団の団員でな。おまえは国民に見えたから、こうして協力してもらおうとしているんだが？」

貴「まぁ…それは…」

　私は目を輝かせて(そのつもり)両手を胸の前で組んだ。

貴「私はシンドリアから来た商人なのですが…」

　「商人？こんな不景気のとこに？」

　ギクッ…

　シンドリアの商人と嘘はついてみたけど…

　ここは強引にいくしかない！！

貴「えぇ。結構前に…ですが、シンドリア行の船がなくて…(嘘泣)」

　「お前…可哀そうなやつなんだな。よし、お頭に行ってお前のこと、頼んでやるよ！！」

貴「まぁ…ありがとうございます！！」

　よかった…うまくいった…。

ロ「俺は霧の団、団員のロス。お前は？」

貴「A…いえ、バルです。バルと言います。」

ロ「よし！行くぞ、バル！」

貴「ええ！」

　霧の団に案内してもらえることになった。

‐‐‐‐‐‐‐キリトリセン‐‐‐‐‐‐‐

こんにちは！しばらく更新できませんでした…。

ずっとテストがありまして…明日もなのですが(泣)

なので、あまり更新はできないかもです！ご了承ください。

＊ロス

＊男

＊19歳

＊茶髪ではねてる。

＊瞳の色は青。

＊魔法が使えるとか…？

✿主人公の偽名「バル」はバルバットからとりました！