7話 *国の現状* ページ7
―翌日。
私の部屋(実感がないけれど…)でリリシアと話していた。
貴「で?…この国はひどいのね?いろいろと…」
リ「はい…私は弟がいたのですが、幼かった弟は病で…これも国のせいです…!!」
リリシアは手を握り締め、怒っているように見えた。
貴「そう…ごめんなさい…私ももう少し…」
もう少し、この世界に早く来ていれば救えたかもしれない。
そう思ったが、言葉にはしなかった。
貴「ところで、煌帝国にこの国は支配されかけているのよね?」
リ「はい。私も聞いた話なのですが…」
思ってる以上にこの国は深刻なことになっている。
貴「それで、お兄様は煌帝国の姫君と婚約し、調印式を近々結ぶ…と。」
煌帝国に本当に支配されてしまう…!!
このことを聞いたらこの国の姫じゃなくても、この国を救いたいと思っていたに違いない。
貴「ねぇ、リリシア。私…明日王宮を抜け出して国民たちを見てくる。」
リ「いけません!!でしたら、馬車を用意しますし…」
貴「それじゃダメなんだ。」
リ「!?」
私は、この足で歩き、この国の現状を確かめなければならない。
貴「この国の人たちは私が救ってみせる…。」
リ「…微力ながら力にならせてくださいね。(微笑)」
貴「ありがとう」
この国は、変わらなければならない。
アブマドを倒すしかないのかな…
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ハル - おもしろいです! (2014年6月17日 21時) (レス) id: 9e8e17f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
リリババくん☆(プロフ) - 面白かったww続き見たいな☆ (2013年3月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 196edbeeaf (このIDを非表示/違反報告)
青中バッシュ(プロフ) - はじめまして(。-_-。)この小説大好きです//更新頑張ってくださいね! (2013年1月8日 0時) (レス) id: c1e4adb464 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - おもしろいです!更新頑張ってください(*^_^*) (2012年12月28日 17時) (レス) id: 223fe95eab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥瀬架乃 | 作成日時:2012年12月27日 10時