20話 *再会* ページ19
貴「はぁ…はぁ…お兄様…!!」
私は今王宮から抜け出し、とあるホテルに向かって走っている。
お兄様がそこに連れ去られた、とロスに聞かされたのだ。
ドレスのまま来たので、とても走りづらい。
ホテルに着くと受付の人に権力でお兄様の居場所を聞き出した。(本当は嫌だけど!)
私は部屋のドアを勢いよく開き、「お兄様!?」と叫んだ。
ア「A…!?お前、なんでここに!?」
お兄様は床に座っていた。そばには青い髪の子供と濃いピンクの髪の女の子がいた。
貴「だって、連れ去られたっていうから…!助けに来たのです!」
ア「まて、連れ去られたけど…こいつ等はな、」
私は言い終わらないうちに
貴「連れ去られたんじゃないですか!貴方たち、お兄様を返しなさい!」
そういうと子供と女の子は困った顔した。
ア「…A。こいつらは前に話した俺の友達なんだ。」
お兄様はいきなり、そういった。
貴「友達…!?」
子供「やぁ、おねえさん。僕はアラジン。おねえさんは?」
青い髪の毛の子供(アラジンというらしい。)がそういった。
貴「私はA・サルージャ…お兄様のご友人とは知らず、とんだ無礼を…どうかお許しください。」
アラ「僕たちが悪いんだ。ごめんよ。Aさん。」
女の子「私はモルジアナです。…あなたはアリババさんの妹さんなんですか?」
濃いピンクの髪の毛の女の子(モルジアナさん)がそういった。
貴「はい。妹です…。あの、どうしてお兄様を…?」
モ「本当のことを聞きたくて…」
お兄様はそのあとアラジン君に励まされていた。
貴「ほら、あなたのご友人はやっぱり良い方ではありませんか。」
私が笑顔で言うとお兄様はニコリと笑った。
≪ドッ≫とお兄様の後ろにあったドアが勢いよく開いた…というか、破壊された。
私たちは突然のことで何が起こったのかわからず、吹き飛ばされた。
貴「何…!?」
私は態勢を整え、ドアがあった方を睨んだ。
そこからは霧の団のリーダー…
ア/貴「カシム/さん…!!」
カシムさんと部下たちが立っていた。
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ハル - おもしろいです! (2014年6月17日 21時) (レス) id: 9e8e17f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
リリババくん☆(プロフ) - 面白かったww続き見たいな☆ (2013年3月1日 21時) (携帯から) (レス) id: 196edbeeaf (このIDを非表示/違反報告)
青中バッシュ(プロフ) - はじめまして(。-_-。)この小説大好きです//更新頑張ってくださいね! (2013年1月8日 0時) (レス) id: c1e4adb464 (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - おもしろいです!更新頑張ってください(*^_^*) (2012年12月28日 17時) (レス) id: 223fe95eab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥瀬架乃 | 作成日時:2012年12月27日 10時