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28話 ページ31

『ほんとすいません
しっかりと覚えてると思ってたんですけど』

と申し訳なさそうにそう言うA

「全然大丈夫ですよ」

「それにしてもウワサで記憶まで操れるなんて」

『ほんとあの天才達にはビックリですよ
だけどエンブリオ・イブは半魔女なんです
それに手段を選ばないということはきっとワルプルギスの夜がやってくる』

とため息混じりにそう言うA
ワルプルギスの夜?となっているやちよ以外のメンバー達

「ワルプルギスの夜ってなんですか?」

『世界一やばい魔女だよ
そいつが来たらイブが孵化する代わりにたくさんの人の命が奪われてしまう』

「やっぱりマギウスのしてることは止めないと」

『だから拠点に行けたらよかったんですけど
行き方覚えてないなんて』

とだらーんとなるA

「まさかAも行き方が分からないなんて」

『初めて行った時はみふゆさんと一緒で正規の道じゃなかったし
そこからは自分の力で行ってたから正規の道を知らないんだ
それにこの力は自分にしか使えない』

とまた申し訳なさそうに言うA
そんな彼女を見て手をパンパンと叩いて晩御飯にしましょうとやちよがそう言う
その手の音にゴローも目が覚めAの元へ歩いていく

『ゴロー、いい子にしてた?』

と頭を撫でるA
それにさなが近寄り背中を撫でていい子でしたよと言う

『そうかそうか
後でちゅーる買ってきてあげるよ』

と嬉しそうにそう言うA

「そういやお前の部屋拠点にあるんだろ?
家具どうするんだ?」

『それなら大丈夫』

と自分の部屋になる場所にフェリシアや鶴乃、ゴローを抱き抱えたさなと一緒に向かう
指パッチンをするとギターや鏡、タンスなどが現れる

「うわ!マジックみたいだな!」

「すごい!」

『生命体の反応がなかったらものにも使えるんだ』

と自慢げにそう言うA
細かく場所を移動させてまた戻るとちょうど晩御飯が出来ており4人はお皿とお箸を机の上に並べる
いただきますという合図でご飯を食べ始める

『美味しい』

「よかった
あ、でもアレルギーとか苦手なものとかあったら教えてね」

『私なんでも食べるから大丈夫だよ
でもこんなに美味しいのは初めて』

と感動しているA
その言葉に嬉しそうないろはとやちよ

『(だけど何より嬉しいのは1人じゃないってことだな)』

と言う言葉はず言わ自分の胸にしまった

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(プロフ) - 苺ケェキさん» ありがとうございます!!!!!!!!がんばります!!!!!!!!! (2020年9月29日 8時) (レス) id: 013ae905cc (このIDを非表示/違反報告)
苺ケェキ - こんにちは。あまりこういうクロスオーバーは見かけないので、新鮮でワクワクします。更新頑張って下さい(*^^*) (2020年7月6日 4時) (レス) id: 37a2c3a965 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます!!!!!!!そう言って下さりとても嬉しいです!!!!!!!更新頑張ります!!! (2020年4月19日 15時) (レス) id: 32c8f1862c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - コメント失礼します!とても面白いです……!マギレコの小説は少ないのですが、その中でもとても好きな作品です。更新頑張ってください! (2020年4月18日 23時) (レス) id: de5632f2da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2020年2月16日 2時

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