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「ほんと誤解ですから…」
「うん、知ってる」
「何でじゃあ、きくんですか…！」
「反応がおもしれーから？」
はっはっはと笑う御幸先輩
完全にからかわれてる。
結局、最後まで会話の主導権を握られたまま家に着いてしまった。
もう少し話したかったな…
「ちゃんとあったかくして寝ろ、お大事にな」
「はい、ありがとうございました！！」
頭を下げて笑顔でお礼を言う。
御幸先輩を見送りたくて家の中には入らずドアの前に立っていると怒られた。
「風邪ひいてんだから早く入れ」
「…はい」
シュンとしながら御幸先輩を見つめる。
こんなこともう二度と起こらないだろうな…
二人きりになれることなんて。
「…さっきの話だけど。冗談抜きで倉持いいと思うぜ？あいつ意外と面倒見いい奴だから」
「え…？」
「早く家入れよ？じゃあな」
どんどん遠くなっていく御幸先輩の背中
さっきまであんなに火照っていた体がどんどん冷たくなっていく気がした。
どうしてそんなこと言うの…？
御幸先輩は私の気持ちを知ってるはずなのに。
今までずっと迷惑だったのかな…
頭が真っ白になってその場に立ち尽くす。
雨の音がうるさいくらい耳に入ってきて、早く横になりたいはずなのに動けない。
どうしよう…涙が止まんない……
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HIKARU(プロフ) - 蝶乱さん» コメントありがとうございます＾＾ 頑張ります！！ (2020年3月5日 17時) (
レス) id: e2128e8a6d (このIDを非表示/違反報告)
蝶乱(プロフ) - はじめまして！全然読みにくくなんてありません！むしろ面白くてめちゃくちゃ更新を楽しみにしおります！第2目も頑張ってください (2020年3月5日 12時) (レス) id: f2a4c0900f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HIKARU | 作成日時：2020年3月1日 13時
