壊れるまえに＿私が消えようか？【マギ】 (ページ10)

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九話～願い、記憶、神杖～ページ10

『これでまた、みんなが笑えるね？』

シバ「アラジン！走っちゃ危ないわよ！」

アラ「はーい……」

ソロ「ハハハ！」

『もっと一緒に過ごせるね』

イス「セッタ！俺たちは死ぬまで
仲の良い兄弟だよな！」

セッタ「当たり前だよ！兄さん」

『幸せな愛を……』

ファ「テス！好き嫌いはだめネ！」

テス「えぇ……」

ワヒー「そうじゃそうじゃ！」

『どうか……わたしを忘れて』

アル「この神仗誰のだい？」

ウーゴ「見たことないな？
ソロモンに聞いてみるか……」

『少しずつ少しずつ
【私】が消える』

〔悲しいか？〕

『幸せだよ』

〔さぁ、共に行こう
誰にもてを出されぬ場所へ〕

『うん……そうだね
また見つかったら
大変だよね……』

〔新たなる運命を歩む物よ
お前たちは、運命を憎み恨むか
私にはわからない

だからこそ……私はこの世界を
愛している〕

『愛しい……この世界
また憎しみに溢れるなら
何度も何度も新しくする

私はそれが
私なりの愛情表現』

〔『世界は私の【子供】
そして、私は世界の【父】』〕