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貴「んん………」


目を覚ますと、目の前に修造くんの顔があった

体温のおかげで暖かくて、起きたのにまた微睡んでしまう

…ただ、寝返りを打とうとしたら腰がズキンと痛んだ


貴「う、」


…………い、痛い……

久しぶりだわ、こんなに痛いの…


虹「……ん、…Aさん?」

貴「あ…おはよう、修造くん」

虹「おはよ…身体、へーき?」

貴「ええ、平気…」

虹「……嘘つき。身体ギシギシじゃん…ごめん、昨日結構乱暴になったかも」

貴「あ、い、いいえ…大丈夫」

虹「それなら良いんだけど…。久しぶりにAさんに触れたから…ちょっと自制がきかなかったっていうか…」

貴「本当に大丈夫だから…」


改めて言われると思い出してしまって顔が赤くなる

俯いて修造くんに抱きつくと、髪の毛にキスをされた


虹「こっち向いてくんねーの?」

貴「あ…や、は、恥ずかしいから…」

虹「…首まで赤い」

貴「どうしても恥ずかしくて…だからあの、あまり見ないで…」

虹「えー、せっかく可愛いのに…」

貴「んッ、ひぁ…っ、し、修造くん!」


するりと腰を撫でられ、身体が跳ねる

顔を上げると、いたずらっ子のような笑みを浮かべた修造くんと目が合った


虹「やっとこっち向いた」

貴「し、修造くんが変なところ触るから…」

虹「声も可愛いし、顔も見れたし、結果オーライじゃん」

貴「私は何も良くないけどね…」

虹「でもさー、Aさんの腰ほんと細いし…それに肌もすべすべしててずっと触りたくなる」

貴「やっ、ぁ、」

虹「はは、可愛い」

貴「んッ、し、修造くん…っ、もうっ、だめ!」

虹「あ、ダメ?可愛いのに」

貴「へ、変な気分になるからだめ…」

虹「…………誘ってんの?」

貴「さ、誘ってないわ」

虹「はぁ……ほんと可愛いな、Aさんって…」

貴「わっ、」


ぎゅうっと抱きしめられる

お互い裸で、身体がぴったり密着して変な感じ…

でも嫌じゃない

暖かくて心地いい


虹「……Aさんの身体柔らけぇ」

貴「…修造くんの身体は逞しいわ」

虹「……ほんっと、Aさんと付き合えてよかった…」

貴「あら、身体目当て?」

虹「ちっげーよ!」

貴「ふふ、冗談よ」

虹「…マジで、いつ籍入れる?家とか決まってからの方がいい?」

貴「私はいつでも良いわよ。修造くんのタイミングに合わせるから」

虹「んー…わかった、考える」

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碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - マリイさん» ありがとうございます〜〜!!嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最高過ぎる碧夜叉さんの虹村さん (2019年4月3日 23時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 碧夜叉様の虹村さんカッコイイ 最高//// (2019年4月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2019年3月19日 1時

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