検索窓
今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:3,308 hit

137 ページ37

それから少しして、修造くんがお休みの日

私の家で文字通りゆっくり過ごしていた

私が修造くんの足の間に座って、修造くんが私を後ろから抱きしめている

この格好はぴったりくっつけて安心するから、好き


貴「…ねえ、修造くん」

虹「んー、なに?」

貴「引っ越しとか、どうしましょうね。お仕事、まだ忙しそう?」

虹「あー、そうだよな…。仕事はもう少ししたら落ち着くと思うから、それから引っ越しの準備とかしよう」

貴「そうね。部屋も見つけておかないと」

虹「…Aさんさ、花とかどうすんの?」

貴「あ…そうね…どうしましょうか」

虹「さすがに全部持ってくのは無理だぜ」

貴「そうよね…そのことも考えておくわ」

虹「ああ」

貴「あとお家のことだわ。取り壊すのも売るのも…私は知識がないから、きちんと調べないと」

虹「……もしこのまま家を残して貸し出したり、土地を売るってなったらどうするんだ?」

貴「手続きとか…いるのかしら。不動産屋さんに相談したら良いのかしら…」

虹「俺の知り合いにそういう事業やってる奴いるけど紹介する?」

貴「あら、じゃあお願いしようかしら」

虹「ん、連絡しとく。なあ、Aさん」

貴「なぁ、に?」


振り向いた瞬間、修造くんにキスをされた

え、


貴「い、いきなりどうしたの…」

虹「……Aさん、具合悪くないなら…その、したいんだけど」

貴「へ、え?あ…えっと、」

虹「…この前誘ったのはAさんだぜ」

貴「さそっ…い、いつ?」

虹「Aさんがぐだぐだに酔ってた時。したいって言われたから、次の日休みの日でAさんが素面の時なって言った」

貴「お、覚えてない…」

虹「まあだろうな。でも良いだろ?…久しぶりに、Aさんに触れたい」


酔った私は何を言いだすか分からないわね

こういうお誘いは、どうにも恥ずかしくてすぐに頷けない

……でも、久しぶりに触れたいだなんて言われたら、負けるわよ

私だって…最近はずっと会っていなかったから修造くんに触れたい


虹「……Aさん、」

貴「い、良いけど…でも、明日お休みじゃないんじゃ…」

虹「最近忙しかったからたまには休めって、2連休もらった。だから明日も休み」

貴「そうなの…。じゃあ、その…良いわ……」

虹「…顔、真っ赤」

貴「まだ少し恥ずかしいの。…久しぶりだし……優しくしてね……」

虹「…絶対優しくする」


私たちは2人でそのままシーツへ沈んだ

138→←136



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

碧夜叉 - ミリイ(灰崎信者)さん» ありがとうございます!!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
碧夜叉 - マリイさん» ありがとうございます〜〜!!嬉しいです! (2019年4月5日 5時) (レス) id: fa67c2696c (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 最高過ぎる碧夜叉さんの虹村さん (2019年4月3日 23時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 碧夜叉様の虹村さんカッコイイ 最高//// (2019年4月3日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:碧夜叉 | 作成日時:2019年3月19日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。