朱 ページ6
柊戯sied
先生「じゃあ、お前達も知っているようだが、転校生を紹介する。佐藤。」
クラスの前で待っていると、中から
呼ばれた。
「はーい。」
私が教室に入ると、クラスがざわめき出した。
(私注目されてるぜ。)
先生「じゃあ、自己紹介をしてくれ。」
「はーい。えーと……。」
その時、
バゴンッ!!!
と言う何かを蹴り倒す音が聞こえた。
あ、一魅が暴れてる。←
何でわかるかって?((キリッ
そりゃ、双子ですから。
一魅「ふざけた真似してんじゃねぇぞテメェ!!!」
………嘘です。
さっきから、バンバン隣のクラスにあの子の声が響いてます。
先生「な、何だあの声。お前達、先生が見てくるから待ってろよ。」
あっ、やべ。先生止めないと。
“ 女の先生なら良かったんだけど ”、男だしなぁ。
「先生ぇ。あのー、きっと私の妹だと思うんで、止めてきまーす。」
私は、教室を出た。
先生が、何か止めるようなことを言ってた気がするけど、
あの子を止めることが出来るのは
お姉ちゃんの私以外、まず無理だろう。
(いやー、相手大丈夫かな?血まみれとか嫌だな。)
と、まぁ隣のクラスにやって来た。
すると、そこには怯えて壁にあとずさっている生徒達と一魅に殴られ、倒れている生徒と、その生徒達を凄い顔で
言っちゃえば、[進撃の○人]の[リ○ァイ兵○]みたいな目付きで睨んでいる一魅がいた。
そして、その腕の中には泣いている神無が………
うん、理解した。(0.2秒)
これ、あれだ。
また、いじめられてたやつだ。
止めないと彼ら一魅に殺られるね。
「一魅ー。」
一魅「……何だ姉さんか。何か用か?俺は今、忙しい。」
「うん。なんとなくわかるけど、でもやめよう。登校初日からこれはダメだよ。Are you OK?」
私が宥めるように言うと、一魅が纏っていた冷たい空気が消えた。
我が妹ながら末恐ろしい……。
一魅「……で、姉さん。」
「なに?」
一魅「……もう、手遅れかもしれない。」
そして、ふっと廊下を見る。そこには、数名の先生が青い顔でこちらを見ていた。
あー。
私の学校生活いきなりピンチかあ、
まぁ、それも私等らしいけどね。
「神無、久しぶりだね♪」
神無「久しぶり。」
すると、廊下に気配を感じてそこを見ると青のパーカーのフードがよぎった。
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レタス - 凄く面白いです!更新頑張ってね! (2019年2月10日 17時) (レス) id: b41164cd5e (このIDを非表示/違反報告)
白虎P(プロフ) - クロネコさん» 見てくれてありがとうございます!! これからも頑張って書いていくので、応援よろしくお願いします! (2018年3月1日 19時) (レス) id: 4bf5d79354 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 凄い面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援してます!(≧▽≦) (2018年3月1日 19時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白虎P | 作成日時:2018年2月12日 17時