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群青 ページ16

NO said


 柊戯の行動に、松野家六つ子は驚いた。


ト(あのカラ松兄さんの拳を片手で……!?)


チ(おい……嘘だろ。きっとカラ松も手加減してるんだろうけど……)


十(あの子、すげーー!!)


一(…………ヤバイの敵に回したな。)


そんな弟達とは違い、長兄二人は


お(……やっぱり面白いなこの子。)


カ(俺の拳を片手で……!)


内心、楽しんでいた。


柊戯「はいはい、とりあいず喧嘩は放課後ねぇ。もうすぐ授業始まるし。」



一魅と神無に振り返り、柊戯は言った。



一魅「…分かった。」


一魅は殺気だった顔をしていた。


神無「一魅。落ち着いて。」


神無は、一魅をなだめていた。



 柊戯は、妹達を守るように前に出ていた。


その顔は、目の笑っていない笑顔だった。



柊戯「じゃ、また放課後にね。」


神無「柊戯。行こう。」


柊戯「はいはーい。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

階段にて


一魅「なあ、姉さん。傷は平気なのか?」


柊戯「あんたバカだねぇ。あたしが拳を見切れないとでも思って?」


柊戯はニヤニヤと笑って言った。


柊戯「後方に跳んだのは回避のため。それに、……………おそ君もそれは気付いてるよ。」


二人が話していると、神無が唐突に口を開いた。



神無「……………放課後、行くの?」


柊戯・一魅「うん/あぁ。」


神無「そっか………。」


一魅「神無は、危ないから来るなよ。」


神無「……………うん。」


そのあと、クラスに戻った三人は授業を終えた。


クラスに、松野の姿はなかった。

椿→←琥珀



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レタス - 凄く面白いです!更新頑張ってね! (2019年2月10日 17時) (レス) id: b41164cd5e (このIDを非表示/違反報告)
白虎P(プロフ) - クロネコさん»  見てくれてありがとうございます!! これからも頑張って書いていくので、応援よろしくお願いします!   (2018年3月1日 19時) (レス) id: 4bf5d79354 (このIDを非表示/違反報告)
クロネコ(プロフ) - 凄い面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援してます!(≧▽≦) (2018年3月1日 19時) (レス) id: 3c9e6f42df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白虎P | 作成日時:2018年2月12日 17時

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