【部活動】2 ページ11
｢はぁー。遅れてすまんのー。｣
体育館で練習するスタメン以外の奴らに指示を出した後、うちは部室へ向かった。
はなみゃーが『ちっ』、と舌打ちをしてから言った。
｢遅ぇよ。早く席につけ。｣
マネージャーがいる前とは全然違った口調で喋るはなみゃー。
うちらはバスケ部のメンバーの前では猫被らない。
ま、付き合っとることは秘密やけど。
｢だからすまんて言うてるやろ。
告白されてたんよ。｣
口を尖らせ言い訳をするも、
｢ふはっ、お前みたいなやつが？
嘘はつくな。｣
と言われてしまった。
｢嘘やないし！
ほら、ミーティング始めるわ。｣
そう言うと、寝ていた瀬戸が起きた。
鞄から資料を取り出して机に広げる。
｢朝資料配ったやろ？ 見ろ。
次の練習試合、ラフプレーはおすすめ出来んなぁ。
相手もかなり荒れてる学校やし目付けられると面倒や。
だが、お前らが『潰す』っていうなら後始末はうちがやるで？｣
ニヤッ、として皆へ問いかけた。
すると、原がパンッとガムを破裂させてから言った。
｢潰しちゃっていいんじゃなーい？
今までそいつらは自分達より強い奴らに会ってないから調子乗ってるんだろうけどさ、だったら俺らが思い知らせてやろーよ。｣
｢どっちでもいいぜ。ま、楽しめるなら潰そ。｣
この二人は割と楽観的に考えていた。
古橋は、
｢俺もどちらでも構わない。
花宮はどう思う？｣
と、いつも通りはなみゃー中心の考え。
｢そうだな……………いい子ちゃんの方が潰し甲斐があるけどよ……。
決まりだな。潰せ。｣
ニコッ、と笑うはなみゃー。
うちらや他の部員がなんと言おうと、最終的な意見は全てはなみゃーに委ねられる。
今日もこのはなみゃーの一言で決まった。
｢了解や。黙らせるネタを準備しとくでー。
じゃ、作戦についてザッと説明するわ。
そう言って資料へと目を落とした。
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白奈(プロフ) - 漆黒の堕天使＊赤葦ミリノ＊さん» はい！！！むしろして下さい！！！ (2016年5月21日 0時) (
レス) id: 7f4f63acbf (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の堕天使＊赤葦ミリノ＊(プロフ) - 白奈さん» あの、友達申請してもいいですか！？ (2016年5月21日 0時) (レス) id: b58f600b26 (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - 漆黒の堕天使＊赤葦ミリノ＊さん» んんんんんんん嬉しいですっ！！！文才とか……初めて言われましたもうやばいです/////ｗこれからもよろしくお願いします！ (2016年5月21日 0時) (レス) id: 7f4f63acbf (このIDを非表示/違反報告)
漆黒の堕天使＊赤葦ミリノ＊(プロフ) - やばいです！あ、初めまして！ミリノと申します、この話の愛読者です！大好きです！この話も、作者様も！文才がすごすぎてぇ…。毎日更新楽しみにしています！更新頑張ってくださいね！ (2016年5月21日 0時) (レス) id: b58f600b26 (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - 唯憂さん» この物語の悪役は完全黄瀬くんですね………。もう自分でも｢原と黄瀬達報われないとか可哀想だよぉぉおああああああ｣ってなってて……ｗ最終的は丸く収まるようにはしますが、今は唯憂さんが思ったように嫌われるようにしていきます！これからも宜しくお願いします！ (2016年5月20日 21時) (レス) id: 7f4f63acbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白奈 | 作成日時：2016年5月3日 0時
