#8 ページ12
泉サイド
泉「ただいま………」
時刻は22:00を回っていた。
医者だからしょうがないが流石に疲れた。
しかもかおくんからきた『可愛そうな俺を慰めて』メールでかなりのライフが削られた←
泉「おかえりもないわけ………ちょーウザイ……」
確かに遅い時間だが、1人くらい待っててくれてもいいじゃん。
なんて思っていると
嵐「泉ちゃん！」
慌ただしく双子の弟、あらくんがやってきた。
泉「なに、おかえりもないわけ？」
嵐「そんな拗ねてる場合じゃないのよ！早く来てちょうだい！」
泉「え、ちょ」
強引に引っ張られ、居間に連れてかれた。
嵐「泉ちゃん連れてきたわよ！」
蓮「良かった……。英智兄さん、泉が来たぞ」
英「あ……泉……おかえり……」
居間にはあらくんに敬人兄さん、顔が真っ青な英智兄さん。
そしてなぜかこんな慌ただしい中ソファーで寝ているつかくんとAがいた。
泉「……英智兄さん、貧血でしょ……」
英「ご名答……流石は泉。すぐ分かったね」
ハハハッ…と弱々しく笑う英智兄さん。
いや、笑い事じゃないんだけど……。
泉「あのね……無理して朝早くから名古屋行くからでしょ？とりあえず今日は鉄分の薬飲んで暖かくして寝る。明日は無理をしない。てかみんななんで電話しなかったの」
嵐「したわよ！でも電源入ってなくて繋がんなかったのよ！」
泉「あ」
コートのポケットからスマホを取り出すとあらくんが言った通り電源が落ちていた。
多分、かおくんのメールにイライラして電源ごと落としちゃったのだろう。
あとでかおくんの部屋に行こう。
シバく。
英「はぁ……みんな、騒がせてしまってすまないね。僕はもう休むよ……」
敬「あぁ、部屋まで着いてくぞ」
薬を飲んだ英智兄さんを連れて敬人兄さんは居間を後にした。
泉「貧血の対応くらいしっかりしてよね」
嵐「はいはい。泉ちゃん、ありがとう」
泉「………でさ、この2人は？」
と、さっきから疑問だったソファーで寝息をたてるつかくんとAを指した。
「……ん……」
泉「あ、ごめんねA。起こしちゃった？」
起こしてしまったのかAは目を擦りながら俺を見て『いずみにぃだ』と眠たそうな声で言った。
「おかえりなさい、いずみにぃ」
今日初めてのおかえりが身にしみてAを思いっきり抱きしめた。
その衝動に驚いたのか知らないけどつかくんは『What！？』と叫びながら起きた。
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アルパカ - すごく面白かったです！更新頑張って下さい！続き楽しみにしてます！ (2020年5月14日 11時) (
レス) id: 00fe17351a (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん - いつも、楽しみにしています！できたら、北斗くんと真くん登場させてください。お願いします (2019年8月28日 13時) (レス) id: 37501b478c (このIDを非表示/違反報告)
ぶーりん - 姫みんカワユス！ (2019年8月19日 14時) (レス) id: 1f71202e8a (このIDを非表示/違反報告)
咲那(プロフ) - 更新楽しみに待ってました〜ゆっくりでいいので続き待ってます♪頑張ってください〜！私じゃ1日で5000hitなんていかないので尊敬しますー！ (2019年8月15日 3時) (レス) id: ea388f89fe (このIDを非表示/違反報告)
華乃(プロフ) - 更新ありがとうございます！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: 9489fc516c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすど | 作成日時：2017年11月13日 0時
