五奇人を導いた女王陛下 (ページ13)

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MANKAIカンパニーページ13

安寿香side

椚「今日みなさん集まってもらったのは劇団MANKAIカンパニーさんと劇をすることになりました。」

私は講堂の1番前の席の英智の隣に座っていた。

安寿香『、、、。』

英智「拗ねないでよ。安寿香」

安寿香『だって嵐の隣がプロデュース科の子なんだもん。意味わからない。』

英智「ふふ♪女王陛下でも嫉妬をするんだね。」

安寿香『当たり前よ。』

椚「今回の企画はMANKAIカンパニーさんと同じ屋根の下で3ヶ月くらし仲を深めて貰います。」

生徒がざわめいた。

それはそうよね。アイドル活動ではなく演技をするなんて。

椚「静かにしなさい！アイドルにも演技は必要になってきます。もちろんその3ヶ月間アイドル活動を休めとは言いません。これから3ヶ月間はアイドル活動ではなく演劇を身につけるということに専念しなさい。なおMANKAIカンパニーさんにも高校生がいるらしいのでその高校生達は一時的に夢ノ咲の生徒となります。仲良くするように。」

ふーん。面白そう。

椚「そして今回の企画には天祥院家、朱桜家、姫宮家、星空家が関係している大きな企画なのでくれぐれも失敗しないように。」

そんなこと一言も聞いてないんだけど。

椚「それと天祥院くん、朱桜くん、姫宮くん、星空さん。貴方達も時期当主としての自覚を持たすために今回の企画は貴方達に任せると貴方達の保護者からの伝言です。」

だから御曹司組が1番前だったわけね。

安寿香『はぁ、、、。』

嵐と入れる時間が無くなる。折角日本に帰ってきたのに。

椚「失敗は許されませんよ。特に天祥院くんと星空さん。貴方達の家は世界有数の名家なんですから。失敗などしたら貴方達の家は恥をかくことになるのですから。」

嫌な言い方。

英智「わかりました。」

安寿香『はい。』

椚「そして姫宮くん、朱桜くん。貴方達もですからね。」

司「はい。」

桃李「分かってるよ。」

佐賀美「後～。今回はこっちが金を払って来てもらったから～。まぁ払ったのは夢ノ咲学院側じゃなくて天祥院家、星空家、姫宮家、朱桜家だけどな。」

椚「陣！余計な事は言わないでください！とにかく！今回の企画の失敗は許しませんので。」

はぁ。めんどくさい事になったな。

椚「ではMANKAIカンパニーのみなさんに自己紹介をして頂きます。ここからは天祥院さん、星空さんお願いします。」

だよね。やっぱり舞台の上になんかイスが5個あると思ったら私達の分か。
(御曹司組には弓弦もはいってます。)