じゃ、遠慮なく ページ28
in衆合地獄
香「じゃあAちゃん、仕事はわかるそうだから、今すぐ仕事に取り掛かってもらうわ」
貴「は、はいお願いします……」
こ、こんな着物着るの初めて……あ、昔もやってたから初めてではないのか
にしても、この着物、胸元がかなり空いてるし、柄とかすごい綺麗だし、ていうか下にズボン履くのダメって言われたから下パンツだし……
ああ落ち着かない！
香「まあ、わかるわよね？精一杯お客様をおもてなしして頂戴」
にこりと優しく笑うお香さん
それに応えるべく私もにこりと笑って「はい」と返事した
香「じゃあAちゃん、指名が入るまでこの部屋で待っててね」
貴「は、はい！」
そういってお香さんは出て行ってしまった
まだそわそわしてたまらない、あぁ緊張する
ていうか私、指名されたらその人が私の初めてのお客様になるんだ────
そう考えると緊張で胸がずしりと重くなったが、自分で選んだ仕事だ。精一杯お客様に尽くそう、そう思った
────────────────
３時間後────
し、指名がこない…………！！
ま、まあまだ新人だから、初日は仕方ないのかも！
時折、隣の部屋から卑猥な声が聞こえてきて、少し顔が赤くなった
でもこのままここでじっとしてなきゃいけないのかなーー
あーーつまんない！！
タタタタ……
貴「…………え……」
タタタ…ダダダダダ！！！
貴「まさか…………鬼灯？？」
ガラッ！！！
檎「よお！Aちゃん元気にしとったか！」
貴「ご、檎さん……！」
檎さんとは衆合地獄に行ったときよく会ってたから、かなり仲がいい
でも、会ったのは久々だ
貴「どうしましたか檎さん、あ、あの……私を指名する人はまだいないのでしょうか……」
檎「おお、指名待っとんたんか、いやいやその事について話に来たんじゃ」
貴「え！誰かいるんですか？？」
檎「おぉ、いるともいるとも」
貴「ぜ、ぜひお通しして下さい！私、ずっと待ってたんですよー」
檎「そうかそうか！
じゃ、遠慮なく」
貴「え」
そういった檎さんはガバッと私を押し倒した
貴「え………………えええ！？」
檎「なんじゃ、指名待っとんたんじゃないんか？」
貴「し、指名したのって……」
檎「ワシだが？」
ご、檎さんが私の初めてのお客様！？！？
こんなことある！？
檎「まあ、とりあえず話は後にせんとな、今はワシに集中してくれんか？」
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Nami - 面白かったです！白澤さん途中ヤンデレ…？でもハッピーエンドで良かったです😄 (7月11日 16時) (
レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 白澤が怖かったけど、最高の話しでした！！！！ (2017年12月29日 18時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - あっぷるさん» 頭の中で妄想しながら書くのってたのしいよな！！ｗｗｗ私も興奮して鼻血g…… (2015年8月30日 14時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - やっぱはるはなちゃんの書く鬼灯様ってスゲーイケメン…！！鼻からケチャップが…… 朝からごちそうさまですっ！← (2015年8月30日 8時) (レス) id: 4094b501e6 (このIDを非表示/違反報告)
はるはな(プロフ) - 青眼鏡さん» 番外編！！書きたいです(´∀`)ぜひ書かせていただきますね！！１ですね、了解です (2015年8月4日 17時) (レス) id: f1fd4f5ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるはな | 作成日時：2015年5月6日 17時
