64話 朝食作り ページ27
キッチンに立ち、鬼鮫さんと二人で朝食の準備をする。
私がサラダ用の野菜を切っている最中、鬼鮫さんは私の手元を見ていた。
鬼「手際が良いですね」
「ありがとうございます。鬼鮫さんは、いつも食事を作っているんですか?」
鬼「ええ。ここで料理をするのは、私と小南さんくらいですよ……ハハ」
少し目線を外して、苦笑いをする鬼鮫さん。
…………料理する人少なすぎない?
「では……これからはなるべく手伝いますね!」
鬼「えっ!?ありがとうございます。何せ、人数が多く時間がかかっていたもので」
照れくさそうに笑う鬼鮫さんと調理を進めていく。
鬼「そろそろ完成しますね。これができたら、チトセさんはテーブルに料理を運んでください。私は皆さんを起こしてこなければいけないので」
そう言い、廊下に出ていく鬼鮫さん。だがその手には、人を起こすには必要ないだろうと思われる物が、握られていた。
「ちょっ!?待ってください!それ……」
鬼「どうかしましたか?」
不思議そうに振り返り、私を見つめる鬼鮫さん。
「いや…………その手に持っているものは……」
鬼「ああ、鮫肌ですよ。人のチャクラを削り取る刀です」
鬼鮫さんは、カチャリと握り直して答えた。
刀…………普通、刀って動かないよね?何か口みたいなのも付いてるし……
それに…………人を起こすのに刀って必要??
「ドアをノックすれば起きるのでは?」
私がそう言うと、鬼鮫さんは元から青い顔を更に青くした。
え?
私変なこと言った?
鬼「ハハハ………それで起きてくれれば良いのですがねぇ………できたら、一緒に行きますか?」
何だか怖そう…………
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チマ(プロフ) - 星猫さん» そうですか。それでも自分は小説を作るのを止めません。今書いている作品を完結させるまで。 (2021年4月17日 17時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ぷりりんさんがまた嘘だと言われて、もう一つの本当の事を言いますね。合作を作ったり、また作ったり、作った合作をそのままで利用見たいな事をする悪質な事でした。本当の事を伝えました。小説を辞められた人達が居ますよ。私のせいで。 (2021年4月17日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - チマさん» ありがとうございます。例のリクエストも楽しみに待っていますね。 (2021年4月16日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
チマ(プロフ) - 蒼姫のアクアさん» 大丈夫ですよ。薄々気づいていました。皆様書き方が似ていらっしゃったので。小説を書くのが好きなのは良いことだと思いますよ。自分も書いていて楽しいですので。また御縁がありましたら、声をかけてくださいね。 (2021年4月15日 21時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
蒼姫のアクア - 謝罪があります。謝罪を来ました。実は、自分は雪華とミリアと星猫ですので、嘘までしまったんです。理由は小説が作るのも大好きで辞めなくてしまったんです。なので小説を作るのやめます。誠に申し訳ありません。 (2021年4月15日 21時) (レス) id: dbfcb43598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チマ | 作成日時:2020年10月24日 13時