番外編 珍品 ページ13
トビさんとはぐれた私は、一人で人混みの中を歩いていた。
というよりは、人の波に流されていた。
「これじゃあ、トビさんと合流するのは厳しいかな?…………先にプレゼント買っちゃおう!」
一番近くにあったお店の中に入る。そのお店は古めかしい雑貨屋だったようで、何故かお客は誰もいなかった。
商品は沢山の種類の物………何に使うのかわからないような物まで売っていた。
「ん〜……プレゼント、何が良いかな?無難にマフラーとか?でも、他の人と被りそう」
何かないかな?
他の人と被らないような独特な物って
その時目の端に、ある植物が映った。
え?これって………
気になった私は、店主であろうお爺さんに声をかける。
「あの…………すみません。あそこに売られてる物って」
主「んん?ほぅ………嬢ちゃんや、なかなかお目が高いのぅ。あれは気力草といってな、あれで作った茶を飲むと、疲れが取れるんじゃよ」
やっぱり!
でも、気力草は
「珍しいもの………ですよね?」
主「ふぁっふぁっ!良く知っちょるのぅ。確かに珍品じゃ。滅多に手には入らん。じゃがあれは一週間ほど前、わしが見つけた物じゃ。嬢ちゃん、欲しいのかい?」
偶然見つけた!?なんて運の良いお爺さん!私も図鑑でしか見たこと無かったのに!?
「欲しいです!いくらですか?」
主「………物好きよのぅ。今時これを買う人など誰も居らん。ましてや子供など………………金は要らんよ」
え?何で?
「でも、それじゃあ……」
主「気力草を知っちょる者は、もうほとんど居らん。それでも嬢ちゃんは知っちょった。………今まで沢山の薬草を見てきたのじゃろぅ?それに、ほれ」
急にお爺さんが私へ手を伸ばし、着ていたマントを捲った。
「っ!?何ですか?」
主「やはりのぅ………この額当て………雲か。ん?成る程のぅ……………抜け忍か」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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チマ(プロフ) - 星猫さん» そうですか。それでも自分は小説を作るのを止めません。今書いている作品を完結させるまで。 (2021年4月17日 17時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ぷりりんさんがまた嘘だと言われて、もう一つの本当の事を言いますね。合作を作ったり、また作ったり、作った合作をそのままで利用見たいな事をする悪質な事でした。本当の事を伝えました。小説を辞められた人達が居ますよ。私のせいで。 (2021年4月17日 0時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - チマさん» ありがとうございます。例のリクエストも楽しみに待っていますね。 (2021年4月16日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
チマ(プロフ) - 蒼姫のアクアさん» 大丈夫ですよ。薄々気づいていました。皆様書き方が似ていらっしゃったので。小説を書くのが好きなのは良いことだと思いますよ。自分も書いていて楽しいですので。また御縁がありましたら、声をかけてくださいね。 (2021年4月15日 21時) (レス) id: 7eee6b33ed (このIDを非表示/違反報告)
蒼姫のアクア - 謝罪があります。謝罪を来ました。実は、自分は雪華とミリアと星猫ですので、嘘までしまったんです。理由は小説が作るのも大好きで辞めなくてしまったんです。なので小説を作るのやめます。誠に申し訳ありません。 (2021年4月15日 21時) (レス) id: dbfcb43598 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チマ | 作成日時:2020年10月24日 13時