検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:62,188 hit

ようこそ ページ8

アーヤside

「明日以降はそれを使って生徒専用出入り口から入ってください。」

私は頷いた。

新しい定期入れに入れようかな。

とりあえず今は持っていた財布の中に入れておこう。

「ありがとうございました。」

そして私達は浩史先生について行って8階のある教室に着いた。

そのドアは白くて、そこにかけてあったプレートには赤い文字で大きく『三谷S』と書かれていた。

「じゃあ、4人はこの中で待ってて。」

そう言うと浩史先生は行ってしまった。

一番ドアの近くにいた私がドアをノックする。

ドアを開けると中に教卓があり、それに向かい合うように机が並べてあった。

「諸君、よく来たな!」

若武!

そして、中には三谷BクラスのKZメンバーが全員居たんだ。

すごい!本当にKZ全員で最高クラスに合格した!

「うるせ。さっさと荷物置かせろ。」

上杉君は若武の横をすり抜けて黒木君の横の席に座った。

私はその後ろに座らせてもらう。

翼は私の隣で黒木君の後ろの席。

忍は翼の隣で小塚君の後ろの席に座った。

でも、若武の後ろの席が1つ余っていたんだ。

荷物も置かれてないからまだ来てないんだ。

「諸君!KZは団員全員が天才であるということが証明され、秀明全体に注目されることになるだろう!上手くいけば有名になるのも夢じゃなくなるかもしれない!」

え、夢だと思う。

というか夢であってほしい。

「ところで、隣の席の奴って誰?」

忍は空席を指差して言う。

みんなは顔を見合わせて口々に言う。

「あいつじゃね?」

「多分。」

「そうとしか考えられないよね。」

あいつって言うのは涼風君の事。

だって涼風君の実力なら絶対三谷Cのはずなのに1回も見かけたことがないから。

入塾テストのついでに三谷Sのテストも受けたんじゃないかな。

その時、ドアがノックされた。

「入るよ。」

浩史先生の声がして、ドアが開いた。

入ってきた浩史先生の後ろには予想通り涼風君が。

わかっていた事だけど、いざとなるとやっぱりびっくりしてしまった。

向こうもこちらに気付いたみたいでニコッと笑いかけてきた。

う、やっぱり脅威だ。

一方の浩史先生は涼風君に席に座るよう促して、自分は教壇に立って私達を見渡す。

「ようこそ、三谷Sに。僕は、君たちの指導を任された早川浩史です。IQは270。よろしく。」

みんなのIQ→←Zビルの



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

#モモ# - 続きをお恵みください~~~~~~~~~ (2021年8月17日 20時) (レス) id: a8579e89ad (このIDを非表示/違反報告)
あ に す . ? ?(プロフ) - 続きいいいいいいいいいいいいいいいいい気になるのにいいいいいいいいいいいいいい(´;ω;`)ウゥゥ (2021年5月23日 15時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - リセットさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります! (2019年3月16日 18時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
リセット - これから、どんどん面白くなっていきそうです!! 更新頑張ってください!!! (2019年3月16日 7時) (レス) id: 8d3f6f9662 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - たえさん» ありがとうございます!奈子sideは正直苦戦してます。難しいものですね。とにかく精一杯、頑張らせていただきます! (2019年3月6日 17時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年1月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。