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言葉の立花 ページ12

アーヤside

「ちなみに言葉の立花からは何かある?」

若武のネーミングセンスの無さにいつも通り呆れていると涼風君が苦笑をしながら私に話をふってきた。

涼風君も呆れてるんだね…恥ずかしい。

「略語よりも、いろんな意味を込めた単語の方が良いと思う。」

英語だと安直すぎるから他の言語で…何かないかな?

「この教室が作られた目的は天才の才能の開花だから、それ関係じゃない?『天才』、『可能性』、『未来』とか。」

小塚君はそう言いながら私にチョークを渡してくれる。

私はそれを受け取って黒板に今小塚君が言ってくれた言葉を書いた。

ついでに私がわかる限りの全ての言語を黒板に書いていく。

中国語、韓国語、ロシア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、アラビア語…。

一通り書きあげてそれをじっと見つめた。

何語から取ろうかな…。

それともここに合う言葉を見つけてそれを翻訳した方が良い?

そう考えて私は思いつく限り、この教室に似合いそうな言葉を書きあげた。

さっきの『天才』、『可能性』、『未来』の他にも『リーダー』、『輝き』、『個性』、その他エトセトラ。

「すごいな…。」

ふと、涼風君の声が聞こえた。

何に関心してるのかと思って振り向いてみると、涼風君は私のことをジッと見つめていた。

「だろ?アーヤは言葉が好きなんだ。」

「なんでも書かないと気が済まないってよ。理解出来ねー。」

「だからこその言葉の立花だろ?」

「アーヤらしくていいんじゃない?」

「俺は黒板とにらめっこしてる時の顔が好きだな。」

「真剣だもんな。黒板がかわいそうとすら思える。」

みんなは思い思いに私のことを喋っている。

もう、勝手なんだから。

私がまた思案を始めようとすると、翼がチョークを取って黒板にチェックを入れ始めた。

「とりあえず、使うのを考慮するのはこれだけ。あとはダメ。俺ら、バスク語とかコイサン諸語とか学んだこともないし。」

残されたのは誰でも名前くらい聞いたことあるような簡単な言語だった。

「あ、ごめん。」

すっかり自分の世界に浸ってた…。

「うーん、俺なら『思考』とかかな。」

横を見ると涼風君は『天才』と書かれた下に綺麗な文字で『思考』と書いていく。

涼風君は考えてから動くタイプなのかな。

「それなら俺だってあるぜ。貸せよ。」

みんなも思い思いに黒板に何かしら書き始めた。

結構、楽しいかも。

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#モモ# - 続きをお恵みください~~~~~~~~~ (2021年8月17日 20時) (レス) id: a8579e89ad (このIDを非表示/違反報告)
あ に す . ? ?(プロフ) - 続きいいいいいいいいいいいいいいいいい気になるのにいいいいいいいいいいいいいい(´;ω;`)ウゥゥ (2021年5月23日 15時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - リセットさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります! (2019年3月16日 18時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
リセット - これから、どんどん面白くなっていきそうです!! 更新頑張ってください!!! (2019年3月16日 7時) (レス) id: 8d3f6f9662 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - たえさん» ありがとうございます!奈子sideは正直苦戦してます。難しいものですね。とにかく精一杯、頑張らせていただきます! (2019年3月6日 17時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年1月21日 18時

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