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転塾生の美少年 ページ1

アーヤside

痛っ!

気がつくと私は秀明玄関で転んでいた。

今日は何故か人混みが出来ていてそれに押されてしまったんだ。

近くにいた何人かが私を見る。

慌てて起き上がろうとすると、左足に激痛がはしった。

見ると少しだけ左足首が腫れていた。

どうやら転んだ衝撃で捻挫したみたい。

はぁ、最悪。

人混みはあまり好きじゃないからなるべく早く抜け出そうと思ったのがいけなかったのかな。

とりあえず医務室に行って応急処置をしてもらわないと…。

「大丈夫ですか?」

私が立ち上がろうとしているのに四苦八苦していると、上から声が掛かった。

その人の顔を見た途端、私は目を見開いてしまった。

ものすごい、美貌の持ち主が目の前にいたから。

いつもKZのみんなを見ているし、耐性とか付いていると思ったんだけどそれも意味ないってくらい。

「捻挫ですか。肩、貸しますよ。」

男子は私をいとも簡単に立ち上がらせ、私の腕をその子の肩にまわす。

突然のことで私は呆然!

周りからは黄色い悲鳴が聞こえてくる。

うう、目立つの好きじゃないのに!

「秀明に保健室とか、そういう場所ってあるんですか?」

男子が私の顔を覗き込むようにして聞いてくる。

その言葉に私はハッとした。

そういえばこの子、秀明バックを持ってない。

てことは秀明生じゃないんだ。

「事務室に行けば、医務室に通してくれます。」

私はそう言って事務室を指差した。

その子は頷いて私が歩くスピードに合わせながら事務室に連れてきてくれた。

「すいません、この子が足を捻挫してしまったみたいで。」

事務員さんはそれで察してくれたみたいで、車椅子まで持ってきてくれた。

さらに注目を集めてしまったことに後悔しつつもそれに乗って医務室まで行った。

秀明って車椅子置いてあったんだ…。

医務室に着くとすぐに先生が手当をしてくれた。

どうやらたいした怪我でも無いらしく、安静にしていれば治るんだって。

「秀明内だったら車椅子を貸すことも出来るけど。」

流石に目立つ上に移動も楽じゃないから断った。

「ありがとうございました。」

私がお礼を言うと先生は出て行ってしまった。

それと同時に、さっきの子が中に入ってきた。

驚異の笑顔→



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#モモ# - 続きをお恵みください~~~~~~~~~ (2021年8月17日 20時) (レス) id: a8579e89ad (このIDを非表示/違反報告)
あ に す . ? ?(プロフ) - 続きいいいいいいいいいいいいいいいいい気になるのにいいいいいいいいいいいいいい(´;ω;`)ウゥゥ (2021年5月23日 15時) (レス) id: 4db45bcbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - リセットさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張ります! (2019年3月16日 18時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)
リセット - これから、どんどん面白くなっていきそうです!! 更新頑張ってください!!! (2019年3月16日 7時) (レス) id: 8d3f6f9662 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート(プロフ) - たえさん» ありがとうございます!奈子sideは正直苦戦してます。難しいものですね。とにかく精一杯、頑張らせていただきます! (2019年3月6日 17時) (レス) id: 0b7cfa20f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年1月21日 18時

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