ぶりっ子はぶりっ子らしくぶりっ子に成り下がっとけ(？)

勝敗 ページ33

目を覚ますと、そこは空が広がっていた。


天国...？

いや、違う。現実だ。


作戦が成功した......！良かった

落ちる前の時刻は16:08で、今は16:54だからもう動いて大丈夫....なはず

私は血糊を落とし、急いで屋上へと戻った。



渉に電話を掛ける

渉は演技が上手いから、みんなにバレないように電話を繋いでくれるはず

プツ

繋がった.....！

う「.....なよ！Aはﾀﾋんだんだぞ！」

坂「さっきからそればっかやんか！同じことしか言えへんのか！」

う「お前らのいじめのせいで！Aは！耐えきれなかったんだぞ！」

坂「そんなん知らんわ！耐えきらないAが悪いだけやろ！」

セ「坂田。それは違うやろ」

坂「は？もしかしてセンラうらさん側につくん？」

セ「そうやないけど流石に人間としてのモラルを疑うわ」

坂「......確かにそれは言いすぎたかもしれへん。っでも！恋菜はなんもやってへんやろ！」

う「何回説明したら分かんだよ！いじめられていたから飛び降りたんだろ！？お前らは騙されてんだよ！」

坂「んなわけないやろ！」

セ「2人とも一旦落ち着きぃや！」

今回だけは感謝するよ折原千羅。

こちらも叫び声しか聞こえなくて困ってたのだ。

う「わりぃ。取り乱した」

志「さっきの話やけど本人から聞けばええやん」

恋菜「わたしはぁ違うよぉ！」

志「悪いけど俺はもううらたさん側やで。」

坂「は？」

志「前にちょっと.....な」

体育倉庫事件か

う「いい加減にしろよ恋菜」

恋菜「ち、違うもん！私じゃぁないもん！

さかたぁん！なんかいってよぉ....」

坂「......」

恋菜「せんらくぅん！」

セ「......」

恋菜「なんで2人ともぉ....信じてくれないのぉ？」

う「てめぇの信頼がねぇからだよ。さっさと本性表しやがれブス」

なんか渉キャラ崩壊なみに性格変わってない？

気のせいかな

恋菜「わたるくんひどぉい...」

恋菜「さかたぁん.....」

ローファーの走る音が聞こえたからきっと恋菜が坂田優にでも抱きつこうとしているんだろう

坂「近付くなや」

恋菜「は？」

やっと本性表わしたよ

う「本性出ちゃったねぇ.....？」

坂「うらさん側につくから。」

セ「俺も同感や」

っと言うことで、取り敢えずは勝ったってことでいいかな。

恋菜「なんで.....」

坂「うらさんの方が説得力あるし、信じれるんや」









恋菜「なんで....なんでなのよ！」

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