失恋応援歌〜A.hinata〜 ページ14
俺が声に惹かれてこの前の七夕のステージの所に行く。
実はまた再利用されて、使うらしい。
力強い声で、消えそうな、繊細な声がステージに木霊する。
男の俺もこんな声量でない。
「あの、ひなたくん。」
「ん？なーに？」
「見られると辛いのですが。」
「いーじゃん！観客としてっ！」
先輩のことを見ていたいとは言えず。
「あ、A！いたいた！！」
「スバル！どうしたん…の？」
「Aの声が聞こえて！」
明星先輩の声が聞こえたらすぐにそっちに行く。
俺の手には届かない。
明星先輩と、A先輩は付き合ってるから。
「明星先輩！ファン一号は俺ですよ！」
「甘いなー双子の弟くん。」
「兄の方です！」
「え？ごっめんごめん！」
でも…と明星先輩が呟いた。
耳元で明星先輩が俺に一言言った。
「A！歌ってよ！」
「いいけど…」
そういって、すぐに開き直った明星先輩はマイクを用意しだす。
それに俺も乗ってなに歌います？とPCから音源を探す。
三人だしいっかとか思いながら。
ここのステージの主導権を握るのは衣更先輩。
責任者と管理人はA先輩。
「すぅ…」
俺からしたら色っぽい行きの吸い込み方。
「私の恋を悲劇のジュリエットにしないで…」
頬を伝う涙はすぐに拭う。
『Aを救ったのは俺。だから君には勝ち目はないよ。』
その言葉を思い出す。
ああ、さっき拭ったはずのものが、また、頬を伝う。
オマケ。
「アンタ少し調子に乗りすぎじゃないぃ？」
「そーよ！豚の分際で！」
『私は無理やり転校してきただけなのに。』
「うるさいわね！転校は転校よ！親にでも頼み込んだんでしょ！？」
〔A大丈夫！？ねぇ君達！Aをいじめたら容赦しないってこの前言ったよね！〕
「す、スバル君！？」
「い、いや私たち仲良くお話してただけよ！」
〔どこが仲良くお話ししてたの？Aボロボロじゃん！〕
《嗚呼、やっぱり俺の想いは届かない。》
どんな貴方でも。〜N.arasi〜→←Special.座談会inお礼&ギャグ〜M.tomoya〜
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里美(プロフ) - ミミナ@さん» 書いてくださりありがとうございました！またリクエストなんですけど、桃李くんで甘えん坊お願いします。 (2015年8月15日 17時) (
レス) id: 0ccd6309b9 (このIDを非表示/違反報告)
里美(プロフ) - ミミナ@さん» いえ、大丈夫です！頑張ってください。 (2015年8月12日 17時) (レス) id: 0ccd6309b9 (このIDを非表示/違反報告)
里美(プロフ) - ミミナ@さん» あ、そうだったんですね！すいません(。>д<) (2015年8月12日 16時) (レス) id: 0ccd6309b9 (このIDを非表示/違反報告)
里美(プロフ) - ミミナ@さん» あの…私のリクエストどうなってるんでしょうか？ (2015年8月12日 7時) (レス) id: 0ccd6309b9 (このIDを非表示/違反報告)
里美(プロフ) - ミミナ@さん» 書いてくださりありがとうございました！またリクエストなんですけど、なずな先輩の甘と友也くんの甘お願いしてもいいですか？ (2015年8月7日 23時) (レス) id: 0ccd6309b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミミナ | 作成日時：2015年7月25日 2時
