公開プレイを主張する３人をどうにかしてください！！【カゲプロ】 ３ｒｄ*

４９、話のわかる１０歳 ページ8

シ「俺もわかんねぇ。説明してくれるか？」







ヒ「・・・なんでわかんないかなぁ」







ハァと１つため息をつき、ヒビヤくんは顔を上げた。







ヒ「好きだから守りたい。っていうのはわかるよね？おじさんたち」







そんなの当たり前じゃないっすか。







俺が頷くと、シンタローくんも同じ様にうんうんと首を振った。







ヒビヤくんもここは単なる通過地点だからね、と頷いた。







ヒ「じゃあ、好きな子の為なら何でもしてあげたい。っていうのはわかる？」







・・・そりゃもちろんっすよ。







尽くしたいっていうことっすよね。つまり。







ヒ「そこまでわかっててなんでわかんないかなぁ・・・(ハァ」







そんな、ため息つかれても困るっすよ・・・。







ヒ「おじさんが唯一、Aお姉さんに出来ることが、Aお姉さんから離れることだったの。







好きな女の子の為に何かしてあげたい。







そう思ったときにはもう、自分に出来ることは好きな女の子から離れる。距離を置くことだったってこと」







何でそうなるかは自分で考えて。それ以上はもう言わない。







そうくくって、ヒビヤくんはリビングから出て行った。







多分、Aさんのところに行ったんだろう。







俺とシンタローさんは何も言えずひたすら黙っていた。

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