公開プレイを主張する３人をどうにかしてください！！【カゲプロ】 ３ｒｄ*

５５、家出少年は一匹狼 ページ14

カノside



電車とバスを乗り継いで、見知らぬ高台へ着いた。







さぁ・・・ここはどーこなんだろうね。







ま、どこでもいーんだけど。






・・・。







自分で決めたことなのに、こんなに苦しいなんて。







Aちゃんもう起きたかなー。







僕がいなくなってて悲しんでるかなー。自惚れ過ぎかｗ







みんなともう会えないんだろーな。ちょっと寂しいかな。







でもそもそも僕は１人なんだから。






「戻った」だけ。







なんにも変わらないよ。







あ、そういえば僕枕変わると寝れないタイプだったな。







まぁ今度こっそり帰って取りに行けばいいか。







でもその頃にはもう新しい子が住んでるかな。







僕の部屋、なくなっちゃうんんだろうな。







・・・。






頬に伝う熱いものを隠す為、僕は顔を造り欺いた。







これで傍から見れば僕は景色を見てるものふけってる家出した子。になるでしょ。







カ「ん〜、風が気持ちい」







誰に言ったわけでもなく、







僕の声は吹き荒れる山からの風にかき消された。







・・・そろそろホテル探そっかな。







そう思い、大きなかばんを肩にかけた刹那。







？「―――――――――――――――だ・・・だーれだッ・・・？」

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