ツンデレ42 ページ42
『…ありがとうございました』
「珍しいね、Aちゃんがボーッとするなんて。」
『偶然ですよ。…では、失礼します』
先生から保冷剤をもらい、体育館に戻ろうとする。
保健室の扉を開けようとすると、勝手にドアが開いた。
目の前を見ると
「向かえにきたよ、大丈夫?」
彼がいた。
なんで、こんなときに限って高尾じゃないのよ。
『向かえに来てくれたんだ、ありがとね。今戻るよ』
「無理しないでよ?」
『うん、大丈夫』
.
「Aがボーッとしてるなんて、珍しいね」
『それ先生にも言われたよ。』
「あ、そーなのかw ていうか、高尾も周り見ろってなww」
「俺ならアイツと違ってケガなんかさせねーし」
彼からのその一言で、私の中で何かが切れた。
『絶対怪我させない?何、どこぞの騎士さんですか?っていうか、これ以上高尾のこと言ったら許さないよ。』
「あー、ごめんごめん。許してよA」
両手を合わせてあざとく謝る彼に少々苛立ちを覚えるも、そのまま体育館へ足を運んだ。
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腐女子 - 完結おめでとう(^ω^) (2018年11月12日 9時) (レス) id: acc2608a96 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - すっごい久しぶりに来た〜癒される〜 (2018年11月12日 9時) (レス) id: acc2608a96 (このIDを非表示/違反報告)
美零(プロフ) - のぶめさん» 常に、轢くぞとか言ってるけど怒るともっとヤバそうですね。ww (2018年8月15日 18時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)
のぶめ - 宮地さん怒っちゃったか〜 めっちゃ怖そう…笑 (2018年8月15日 13時) (レス) id: 4aa4850497 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子 - モブwwwおめでとうwww (2018年6月24日 9時) (レス) id: c4ff21a5d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜庭美零 | 作成日時:2018年5月18日 23時