ハッピーエンドは遠い先 (ページ21)

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第20話　偶然って怖いよねページ21

鹿目まどか・・・！？いや、世界は広い！そんなことはない・・・はず！
「あの、どうかしましたか？」
「っ！あ、いえ、なんでも・・・。あの、本当にお困り事はないですか私には困っているように見えるのですが・・・」
本当はまだ関わらない方がいいが、声をかけてしまったからには仕方ない。もうこうなったら自棄だ！
「んと・・・。あのね・・・」
とまどか(仮)がそう何かを言おうといた瞬間。
「こんな時間に女の子二人でどうしたの？もし暇なら、俺らと遊ばない？」
げっ！変なの来た。しかもなんかテンプレなセリフ言ってるし。さて、どうしようか・・・。最悪の場合、なんとかなるけど・・・さすがにまどか(仮)の前で使うわけには・・・。
「・・・」
「ちょっと無視しないでよ。せめて会話くらいはしようぜ」
数は男が20人といったところか。いや、たちわる！！怖いからか、まどか(仮)の状況、震えている。
「お、もしかして君怖がってるの？まじウケルんだけど！」
と言って周りの男達は笑っている。キモチワル。
「・・・でも、君は怖がらないんだね。おもしれぇ」
と言って私に目を向けてきた。
「・・・」
「ま、いいじゃん、いいじゃん。遊ぼうぜ！」
と言って私達の手を取り、引っ張ってきた。
「や、やめてください」
とまどか(仮)は拒絶している。
「！」
私は口元を、口元”だけ”を笑顔にした。
「？」
まどか(仮)は不思議そうに私を見ている。まあ、当然だろう。
「ねえ、お兄さんたち」
私はこの男たちが来てから初めて喋った。
「お、やっと喋ったか」
「今すぐ私たちの手を離して。そうじゃないと、大変なことになるかもよ・・・？」
「そんな脅しはきかねぇよ」
「脅しかどうかはこれからわかることだよ？」
と私は笑顔で言った。
「ああ？」
と男が言った瞬間、女の声が聞こえた」
「ねえねえ、止めてあげなよ。嫌がってるよ？」
そして、私はまた口元だけを笑わせた。
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ちょっと変なところですが、これ以上書くとこれより中途半端に終わってしまうので、ここで終わりです。そういえば、今回で記念？すべき20話ですね。今のところするつもりはないですが、失踪しないように頑張ります。ここまで読んでいただきありがとうございました。