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No.4 ページ30

綾瀬の発言にただただ呆然と突っ立っていた一条はやがて小さく吹き出した。

一条「ぷっ!ふふっ、あはははっ!!」
綾瀬「な、何が可笑しいんですか!?」
一条「だって、だって戦うだなんで!そんなこと言うなんて…………予想外なんだもんっ!!」

一条は若干涙目の目を拭って改めて前を向き直して言った。
その目もまた綾瀬と同じように赤く光る。

一条「いいよ!受けて立つよ」

一条はニヤリと笑う。
また、綾瀬も同じように笑った。

そして、激突が始まる。









最初に動いたのは綾瀬の方だった。
一条めがけてまっすぐに突っ込んで来る。
一条は受け流そうと構える。

が、綾瀬のナイフは一条の頬を掠った。
一条の頬にツゥーと血が流れる。

一条は何が起きたのか分からず一瞬思考が停止する。
そしてきずく。

貴方「(_僕に当たるように_仕掛けた!?)」

綾瀬の能力、目を輝かせる。
人、動物以外のものなら有機物、無機物に問わず自分の命を分け与えることが出来る。
それはつまり、命を分け与えてものを_自分の体の一部_とすることになる。
彼女は地面を動かし、強引に一条の立っていた位置を自分に近づけたのだ。

貴方「(こ〜れは思っていたより厄介だな。少し本気を出さないと)」

一条はすぐに体勢を整えて頭の中で素早く演算をする。
その間にも綾瀬はまた向かって来る。

綾瀬「……………っ!?」

しかし、綾瀬が突き刺そうとした刃は空を切った。
一条がその場から居なくなっていたのだ。

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設定タグ:カゲプロ , とある魔術の禁書目録 , 黒猫情報屋   
作品ジャンル:アニメ
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黒猫情報屋(プロフ) - 麻衣さん» ありがとうございます!頑張ります(^^) (2015年7月27日 22時) (レス) id: aa52dcbe2f (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - 更新を待ってます(≧▽≦) (2015年7月27日 22時) (レス) id: 25213b58aa (このIDを非表示/違反報告)
黒猫情報屋(プロフ) - シンガンさん» すごく嬉しいです!ありがとうございます!! (2015年7月24日 20時) (レス) id: aa52dcbe2f (このIDを非表示/違反報告)
シンガン - 勝手ながら作ってしまいました;http://to-a.ru/cQIzo1/img1 (2015年7月24日 14時) (レス) id: 1f863e47a0 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫情報屋(プロフ) - カザネさん» すいません!内容を少し返ることにします。ご指摘ありがとうございます! (2015年4月8日 22時) (レス) id: aa52dcbe2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫情報屋 x他1人 | 作成日時:2015年4月1日 13時

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