白龍side ページ3
白龍side
紅炎殿が俺を呼ぶなんて、なにがあったんだ?
きっととても大事なことなのだろう。
・・もしかしたら…Aとの関係のことなのか?
でも、誰にも見つからないようにこの関係を続けてきたはず。
そんなことを考えているうちに、紅炎殿の部屋に入った。
白龍「話とは何ですか?」
紅炎「単刀直入に言うが…お前とAは愛し合っているのか?」
なぜ…なぜその事を知っているのだ?
落ち着かなければ…
白龍「なぜですか?」
紅炎「見ていれば分かる」
っ…バレていた?
もし、素直にそうです、なんて言ったらどうなる?
殺されるかもしれない。
追放か?
そうなったとしたら、俺の大好きなAと離れることになるかもしれない。
俺はもともと嘘をつくとすぐバレるのだ。
だから、結果はもう決まっているようなもの。
紅炎「愛し合っているのだろう?」
また同じ質問につまる。
だが。嘘はつけない。ついたとしてもバレるだろう。
白龍「…はい…」
言ってしまった。
もし、殺されることになったのなら、絶対にAを殺させる訳にはいかない。
必ず守らなければ…!!
紅炎「お前達を殺す気はない。」
では…どんな罰なのか…?
紅炎「明日の朝早く、荷物を用意し船にのれ」
追放か…でも、Aだけは…ここに残らせてほしい。
白龍「Aは?Aはここに残らせてもいいですよね?」
紅炎「駄目だ。Aもお前も愛し合ったんだ。追放することは同じだが、お前達は離れてもらう。」
いろいろ文句は言いたいが、自分のしたことは自分のことだ。
黙って言うことを聞かなければ。
そして、俺とAは追放された。
別々の船で別々の場所へと移された。
だけど、俺はずっとAを思い続ける。
〜〜〜〜〜〜
なんか、話がうまくまとまってませんね…
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作者名:実白梅 | 作成日時:2014年11月2日 22時