49日のタイムリミット【歌い手】

花火 ページ44

A「おーっ！！！」


目の前は祭り！って感じ。
提灯がピカピカ光ってて屋台がキラキラしてて


A「…これが最後か」


なんて呟いてしまう


うらた「…金魚すくい！しよ！」


センラ「お、勝負ですよ！」


A「あはははっwwwみんな全然とれてないですね！」


坂田「うるさいわ！www」


志麻「焼きそばたべたーい」


坂田「たこ焼きも！」


うらた「はいはい…」


センラ「お面買ってきます！」


うらた「んー。」


A「いやぁ、お祭り楽しいですね！」


志麻「やな！」


A「今日はめいっぱい楽しむって決めたので！」


坂田「よしゃー！楽しむでー！！！」


うらた「うるせぇ！()」


あははははっ…なんて笑い飛ばして


本当は消えたくないし


いつ消えるんだろう、私。


…今はめいっぱい楽しむって決めたんだ。


ーーー

うらた「そろそろ移動しようぜ」


センラ「はーいっ！」


志麻「俺穴場知っとるよー」


坂田「ほんと！？」


志麻「近くの公園！」


ーーー

うらた「うぉー、よく見える…」


A「綺麗ですね！今まで見た花火の中で1番！」


センラ「…そうですね！」


坂田「あ、赤いやつあった！！」


志麻「紫も緑も黄色も！」


うらた「お！花火打ち上げてる人crew説www」


A「あのっ」


「「ん？」」


A「皆さんと過ごせた時間とても楽しかったです。」


A「…本当に…とっても、喧嘩したこともあったし、笑って泣いて…私……皆さんのこと大好きです。」


パン、最後の花火の音が鳴った。


A「……またね」


最後の花火と共に、君は消えていった。


うらた「…俺も…大好き」


志麻「俺も！一生忘れん！」


坂田「また会おうな！大好き！」


センラ「生まれ変わって会いましょう！！」

ーーー

天使「…こんなのでよかったの？」


A「…楽しかったです。」


天使「はははwボロ泣きじゃん…」


A「あんたもなんで泣いてんの？」


天使「これは…っ…はい、早く行くよ」


A「…うん、ありがとうございました。大好き…！」

君とまた→←ゆー！えす！えす！えす！じぇー！

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